コツさえ知れば、ESは落ちない。
まず、これをしっかりと認識して下さい。
『エントリーシートは、コツさえ掴めば絶対に落ちることはありません。』
絶対に、です。仮に今回ご紹介するコツをしっかり反映したESを書けたならば、絶対に落ちないことを保証します。
(それで落ちたら、ESの内容とは別の理由で落ちたと考えて間違いないかと思います。)
エントリーシートは、ジェットコースター等でよく見る「身長制限」に似ています。
あれは、「ジェットコースターに乗れないような小さな子供」に対してなされるものですよね。
就活におけるエントリーシートも同じです。
「選考に進めないようなレベルの学生」を落とすために、ESは存在するのです。
つまり、「誰を通過させるか」ではなく「誰を通過させないか」を考えてESは見られているということをしっかり覚えておいて下さい。
知っておくべき2つの常識
就活における『エントリーシート』に関しては、知っておくべき2つの常識があります。
一つ目は、『学歴フィルターは、間違いなく存在する』ということ
二つ目は、『面接官が1人のESにかける時間は1分にも満たない』ということ
この2つです。
まず1つ目。面接官が自分のESを見てくれる1分にも満たないほど短いです。
この理由は考えてみれば分かります。ESを見る人事の数は限られており、毎年果てしない数のESが学生から送られてきます。人事談では、「パッと見て良さそうかだけで判断している」という人も少なくないそうです。
学生は自分のESに膨大な時間をかけて練り上げますが、それを見る面接官は初見であり、かつチラっとしか見てくれないということはしっかり覚えておいた方が良いでしょう。
次に2つ目。文字通り「学歴フィルター」なるものは存在します。
とある企業の人事の方が仰っていました。「学歴っていうのは、就活において最も分かりやすい”努力の証”なんだよね。むしろ学歴を全く気にしないで「誰でも来て下さい」って言うのは、努力して有名大学に入った人達に失礼だし。実際さ、学歴が高くなればなるほど優秀な人材が多いっていうのは過去のデータからも出ているから、学歴で振るいにかけるのが一番効率的なんだよね。」
業界や企業にもよりますが、特に採用人数の少ないディベロッパーや、古くからの伝統のある総合商社・メガバンク、論理的思考力の求められる外資系企業などでその傾向は強いようです。
以上の2つの常識を踏まえると、
なんだかES通過が難しく思えてくるのではないでしょうか。
しかし、そんなことはありません。
エントリーシートなんて、書くことは決まっているのです。
それは、
『志望動機』と『学生時代頑張ったこと』 この2つです。
つまり、この2つさえ書けるようになればどんな企業でも通るようになっているのです。
では、以下でそれぞれについて
絶対に抑えておくべきコツを紹介します。
『学生時代頑張ったこと』王道のストーリーで書け!
まず、『学生時代頑張ったこと』です。
これを書くときのコツは、
『王道ストーリーで書く』
ということです。
実は就活には『絶対に人事ウケするストーリー展開』があります。
つまり、この書き方さえ守れば人事はこのESを見た時に「あ、ちゃんと書き方守ってるな。分かりやすい。よし通そう。」と思ってくれます。内容うんぬんではなく、書き方だけで通過できてしまうのです。
そんな『王道ストーリー』はこちらです。
①頑張ったことは何か
②なぜそれに取り組んだのか/どういう目標を持って取り組んだのか
③どういう困難があったのか
④その困難に当たったとき自分はどう思ったのか/感じたのか
⑤その困難に対してどんな打ち手を考えたのか
⑥その打ち手をどうやって実行したのか/行動したのか
⑦その結果どうなったのか
⑧そこから何を学んだのか
このストーリーの通りに『学生時代頑張ったこと』を書いて下さい。
このストーリーの中で特に重要なのが③〜⑥の流れです。
これは、実際に仕事をした際にこの人はどういう行動フローをするのか、その再現性を証明することが出来るので、ここがしっかり書けていると人事も「コイツはウチに来ても仕事ができるな」と感じてくれるでしょう。
『志望動機』マッチングを語れ!
どんな企業のエントリーシートにも必ずある項目の「志望動機」。
これのよく陥るミスが、「◯◯に興味があるから」「◯◯がしたいから」のような、
自分の希望・願望を書いてしまう『押し付け型』のエントリーシートです。
これは当然、典型的なエントリーシートのNG例です。
これがなぜ良くないのか分かりますか?
人事や面接官の立場で考えてみたら簡単かもしれません。
就職活動とは「仕事」をする場を手に入れるための活動です。
決して「趣味」ができる場を探すものではありません。
先ほどの例だと、企業側は「うん、それなら別に趣味でやればいんじゃない?」「君を雇うことでウチになんか良いことあるの?」と思うことでしょう。
よって、就職活動における「志望動機」はちょっと違った考え方が必要です。
それは「マッチング」という考え方です。
「私は◯◯、御社は△△、だから共通していますよね。だから入って仕事がしたいです。」
ざっくり言えば、企業とのマッチングを伝えるのが就職活動における『志望動機』なのです。
マッチングの例には様々なものがあります。例えば、
◯「私の取り組みたい分野と御社の事業領域」がマッチング
◯「私の価値観と御社の社員の価値観」がマッチング
◯「私のビジョンと御社のアセット」がマッチング
◯「私の価値観と御社の企業理念」がマッチング
例を挙げるとキリが無いくらいあるでしょう。
よって、「ESに志望動機を書く」ことは「自分と会社の共通点を書く」という作業とイコールなのです。
今自分が書いているESの志望動機を見返してみて、
もし「〜〜に興味があるから」や「〜〜に惹かれた」などと書いているのであれば、
「私のココとあなたのココが共通しているから興味がある」
「私のこういう考え方と御社の社員のこういう考え方が似ていると感じて惹かれた」
等のように「マッチング」をアピールして下さい。
それでもダメだという人は
最後に、それでも何だかピンと来ない、ESが通過しないという人は、
本サイトの「通過ES」を参照にして、構成等は変えないで中身だけを自分のものに書き換える形でESを書いてみて下さい。
あくまで最初にお伝えした2つのコツを守っていれば間違いなく通過できるかと思います。
頑張って下さい!
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