心からヤリタイコトが明確になる
自己分析の一番重要なポイントは「ヤリタイコト」を明確にすることだ。
例えば「世界の格差をなくしたい」「人の心を動かしたい」など、
ヤリタイコトを言葉にしていく。
それさえ明確になれば、「ヤリタイコトが実現できる」志望企業群が見える。
上記のように「自己分析ができている人」は、
インターンシップに参加する企業、エントリーする企業選定に迷わない。
狙いを定めて集中して対策できる。無駄な時間がほとんどない。結果に繋がる。
「自己分析を行わずに動き出す人」は逆のことが起こる。
「有名」「知っている」という理由だけで「とりあえず」動き出すことがほとんど。
どこの企業も魅力的に見える。就職活動をすればするほど、自分のヤリタイコトが分からなくなり、時間だけが過ぎて行ってしまう。残念ながら、あまりに効率が悪い。
エントリーシートを自信を持って書ける
エントリーシートと言えば「学生時代に頑張ったこと」「志望動機」だ。
それらを300-400文字で記入する。
とても短い。
限られた文字数で効率的に伝える。1文字も無駄にできない。
これに苦戦する就活生が多い。
こんな感想をよく聞く。
「『誇れるほど頑張ったことなんてあるのだろうか…』などと思いながら、
PCに向かい書きはじめるので、考えの整理がつかない」
「書いたり消したりしている間にどんどん混乱してくる」
「〆切がきたので、モヤモヤしたまま提出する」
といった感じだ。
では、どういう人が書けるのか。
「今までの人生をすべて棚卸し(言語化)ができている人」だ。
自己分析ができているということだ。
エントリーシートを書き出す時点で様々なことが、すでに言葉になっている。
学生時代に頑張ったことであれば
「頑張ろうと思った理由」「困難や課題」
「乗り越えた方法」「学び」「発揮した自分の強み」・・・など。
あとは、その中から、自分が伝えたいことを選ぶ。
そして、書くだけ。
圧倒的に効率が良い。
面接で自信が持って話すことができる
自己分析ができている人は、面接も当然通過しやすい。
断言できる。
面接では「想定できない質問」に「即座」に答える必要がある。例えば次のような問いだ。
「就職活動の軸はなにか」
「10年後にどんな自分になっていたいか」
「弱みはなにか。どのように克服しようとしているか」
「働くとはなにか」
「なぜ競合他社でなく当社(志望企業)なのか」
これらの質問の答えは、思いつきで答えられるものではない。
就職活動の早い段階から自己分析を行い、曖昧だった思いを、すでに言葉にした人しか答えられない。
準備ができている人は、自信を持って面接に挑める一方で、準備ができていない人は「どんな質問をされるのだろう」とビクビクしながら選考に挑むことになる。答えも場当たり的なものになる。
前者と後者でどちらが選考に通るかは言うまでもないだろう。
話す内容も、表情も、声色も、迫力もまったく変わる。
さいごに
就職活動でもっとも重要と言われる自己分析。
その重要性と対象的に、
納得いくまでやれる人が少ないのが現実だ。
これから他の記事でも、自己分析の重要ポイントを解説していく。
きみの就職活動が納得のいくものになるよう、心から応援したいと思っている。
頑張ろう。
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