就活の軸とは？ぶれないためのポイント

就活の軸とはなにか

就活の軸を作ることでブレは無くなっていきます。自分の中に軸を持っていれば、何があっても迷うことがありません。逆に行動にブレが見られる人は、軸が揺らいでいます。

就活の軸とは

就活の軸とは自分が譲れないことと考えれば分かりやすいでしょう。どんな仕事をしたいのか、どのような業界で働きたいのかさまざまな軸がありそれぞれ違います。
自分自身を理解することであり、客観視して初めて軸が分かります。軸が揃っていない人が必ずぶれていくため、芯の通っていない考え方にたどり着くものです。
軸がしっかりしている人は、何があっても揺らぎません。 後悔するような場面が少なく、常にどっしりと構えています。無駄に焦ることもなく、必要な場面で必要な力を発揮できる元になるのが就活の軸です。

どうやって見つけるのか

就活の軸を見つけるためにはいくつかの方法があります。自分が何をしたいのか、どの業界で働きたいのかハッキリさせましょう。目標と目的がはっきりすると、そこからずれないように考えが固まります。
軸を判断するために、自己分析を進める必要もあります。自己分析ができていないと、何をしたいか軸が見えてこないからです。好きなことは何か、得意なことは何かといった判断も必要になります。自分の事を掘り下げ、改めて確認する必要があるでしょう。
自分の将来の設計も必要です。自分の未来が分からなければ、どのような世界に生きたイカも出てきません。ライフプランにつながりますが、一度人生設計を見直し、どこに塾があるか判断が必要です。
最終的に就活という意味で、自分の軸がアピールできるか考えなければいけません。アピールできない軸を前面に出しても意味がなくなります。内容を整理し直接アピールできる部分をブラッシュアップすることが就活の軸です。もちろん直接に仕事に関わらない内容などを前面に出すとマイナスイメージに繋がる為避けます。

就活の軸は必要か

就活の軸と言っても、実際に明確にすることが必要かと判断するときも来るはずです。特に迷った時に必要かと思うことでしょう。その時こそ就活の軸が大事なポイントであり、面接などでも有効に働いてきます。

これからの判断基準

就活の軸の基本は、これからの人生の判断基準にあります。どのような人生を送りたいのか判断するのが就活の一つの目的です。これからの生活を予測し、どのような人生を送るのか、送るためにどのような仕事も必要かと判断していかなければいけません。この予測はバランスがあって初めて成り立つます。
自分がやりたくもない仕事を続けていても、いつか破綻する日がやってきます。破綻してしまえばライフプランも全て台無しです。修正しなければいけない日が来ます。就活の軸がしっかりしていると、ブレも少なくなるでしょう。

面接で芯が通る

面接で最もまずい状況が、話のつじつまがつかないことです。避けなければいけない状況ですが、なぜ起こるのかといえば、話自体に芯がないからです。しっかり就活の軸を作れば、このようなブレは起きません。自分の中で方向性がはっきり決まっているからです。
ところが、軸がない状態は、その場合わせの答えになりやすくなります。なぜなら、芯になる部分が決まっておらず、質問にも振り回されるからです。
軸が定まっていれば、どんな質問が来ても答えは変わりません。軸に沿って答えるだけです。就活でいかに重要なポイントになるかがわかるでしょう。

入社後のイメージにつなぐ

自分の軸が定まっていると、入社後のイメージもはっきりします。ライフプランがはっきりしているからで、自分だけではなく相手にも伝えやすいのがポイントです。
あなたは将来どのような働き方をしたいかと問いかけた時に、就活の軸が決まっていれば答えるのは容易でしょう。逆に軸が定まっていない状況を考えてみてください。質問されたとしても、目の前に何もビジョンが浮かび上がらないはずです。軸とは全てを支えるものであり、根幹であると思わなければいけません。

企業側が就活の軸を聞く意図

企業側からすると、就活の軸が定まっているか、判断するのはとても重要です。就活の軸が定まっていない人は、どうしても揺るぎがあり、後の決断力にも影響を及ぼします。

どのような価値観をもっているのか

企業が就活の軸を知りたいのは、その人の価値観がはっきりとわかるからです。どのような価値を感じていて、それを自分に活かしたいのかが分かります。
逆に就活の軸を持っていない人は、判断が揺らいでいるはずです。価値観もあやふやで、質問をするたびに変わることも珍しくありません。直球で話を聞けば聞くほど、一体何を思っているか判断がつきません。
価値観が見えてくると、採用した時の将来像が分かります。応募皮が将来のビジョンを持つだけではありません。企業も採用した後にどのような人材になるのか、ビジョンを持って採用に挑んでいるからです。

企業を選ぶ基準を知る

応募者がどのような基準で企業を選んでいるかも軸で見えてきます。何に重みを感じているか、どこに要点を置いたかが軸から判断可能です。企業側からも、その軸がマッチするか判断できます。
企業は採用した後にミスマッチが起こることを最も恐れます。人材を育成するためにはお金がかかるからです。人を育てるのは何よりも投資しなければいけない部分となるため、軸を通じてミスマッチが起こらないことを考えます。

就活の軸が見つからないとき

自分の中で就活の軸が見つからない可能性もゼロではありません。いくら考えてもどうしても揺ぐ場合もあります。人間なので思い浮かばない日はどうやっても出てきません。そんな時には、考え方を変えてスタートします。

興味のある仕事は何か

今の自分の中で興味がある仕事は何でしょうか。就活中に全くないという人はいないはずです。もしもなければ、選ぶ基準がなくなるからです。
すぐに気がつかなければいけないのは、この基準が自分の中に敷くであることです。分かっていないようで実は簡単にわかっているのが、就活の軸なのに気がつかなければいけません。
興味ある仕事が見えてくれば、骨格が出来上がります。ここから肉付けをしていけば、誰もが納得する就活の軸が出来上がるでしょう。

自己分析

続けて自己分析に移ります。自分を分析することで、出来上がった骨格に肉付けができるからです。自分の好きなものは何か、仕事として求めるものは何かなど、自分を分析していきましょう。
肉付けする場合にはマインドマップなどを使うと簡単です。自分が感じたことや目指しているものなど、マインドマップの上に置いていきます。後は線を繋いで言葉にすれば、自然と就活の軸が出来上がる仕組みです。

将来図を探る

自分の将来の映像を描けるでしょうか。何歳で結婚して何歳で家を建て、家族がどれぐらいに広がっていくか、将来像を時間軸で追ってみます。時間軸の中で自分の仕事の立ち位置や収入なども見えてくるはずです。
自分が目指したい仕事と夢、現実の部分でのキャップが分かります。この将来図を埋めていけば、自然と就活の軸も分かります。

まとめ

就活の軸とは何も難しいものではありません。自分が思い描いていることをそのまま言葉にすればいいだけです。難しく考えてしまいがちですが、就活の根幹的な部分であり誰もが心の中に持っています。形にする方法を押さえわかれば、誰でも認識できるのが就活の軸です。しっかりとブレないようにしていきましょう。