他人の発言をよく聞いて意見を言えればポイントは高い!!!

グループディスカッションの場においてはなるべくたくさん喋ってとにかく目立つことが大切だと思われがちです。しかしこれは半分程度の正解としかいえません。個人面接も集団面接も、対面接官というスタイルは同じため対策もほぼ同じです。しかし、グループディスカッションは志望者同士での対話という点で前者とは大きく異なります。他の志望者が意見を言っている時にそれをきちんと聞くことができるか?この辺りがグループディスカッションの時にしか計れない要素であり面接官が注目しているポイントです。他の志望者の発言に対して自分の意見を言う事ができればグループディスカッションならではの好評かが得られるでしょう。逆の他の志望者がしゃべっている時はうつむいていたりよそ見をしていたり・・・こういった点を面接官は見逃さないでしょうし、大きなマイナスとなるでしょう。

司会役は本当に有利なのか?

グループディスカッションは面接官からテーマを提示されて、それに関して志望者同士で話し合い(ディスカッション)を行い、その過程を面接官が観察し、志望者のコミュニケーション能力や分析力、ひいてはその人の人間力を計るというものです。
一般的には志望者の中から一人司会進行役を選定して行います。グループディスカッションで司会役に立候補すると積極性が買われて高評価に繋がるように思われますが、司会役になってしまう進行を調整するのが主な役割になるのでテーマに対して自分の意見を言うチャンスになかなか恵まれないという事態が考えられます。終わってみたらこの人は自分の意見が無かったな・・という事になっては結果的にマイナスということもあります。
ディスカッションの場で司会役を務める事になっても本当に純粋な司会者になってはいけません。全体の意見を前に押し進めるようなリーダー的な存在になるのは面接官にも高評価に映るでしょう。つまりそのグループのリーダーになるのは良い事ですが純粋な司会役になってしまうのは考え物、という事です。

司会役は本当に有利なのか?

【総括】

グループディスカッションは個人、集団面接とは違いかなり実質的なコミュニケーション能力が計られる面接方法です。集団の中で目立つ存在になるのは大切な事ですが、目立とうとしすぎて周囲に発言しづらい空気を作ってしまうのはかえってマイナスです。自分の意見をしっかり発言するのと同じくらい周囲の発言をよく聞き、話しやすい空気作りをする事が大切なポイントとなります。

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