■まずやるべきこと①:ナビサイトに登録しよう

就活を始めたらまず就活サイトに登録しよう。他にも就活サイトはあるがこの2つで充分だ。大学で強制的に登録させられることもあるだろうが、実際に使用するのは大きい所だけで良い。出来れば退会した方が良いかもしれない。
 私がこの大きい所で充分と言うのには2つの理由がある。1つ目は、日本であなたのように大学生の新卒を採用している企業はほぼ必ずどちらかの就活サイトに載っている。この2サイトで知りたい情報は確実に手にいれることが出来る。2つ目の理由は、様々な就活サイトに登録すると管理するのが大変だからだ。就活がピークを迎える頃にはマイナビやリクナビ、更に企業から1日合計20通以上のメールが届く。中には選考情報に関する重要なメールも含まれていることもあり、見落とすと折角のチャンスを失ってしまう。実際に使いこなせる数としてマイナビとリクナビの2つで充分である。

■まずやるべきこと②:自分の1日の時間の使い方を記録する

以外と思った人も多いだろうが、これは私がいつも学生に伝えていることだ。毎日自分が何にどれくらい時間を割いているのかを記録するには目的がある。それは、タイムマネジメンに慣れていくためである。就活が本格化すると想像以上に忙しくので、このタイムマネジメンがかなり重要となってくる。タイムマネジメンと聞くとまず手帳を買う人も多いだろうが、そもそもタイムマネジメン自体に慣れていない人が手帳を買っても上手くいかないだろう。タイムマネジメントの初歩が自分の時間の使い方を知る、つまり時間を記録することだ。私もそうだったが、いかに時間を無駄にしているのかということを体感して初めて時間を有効活用しようという意思が湧く。そうした意思があって初めて手帳などを使ってタイムマネジメンが出来るようになるのだ。これが身につくと就活で時簡に追われることはなくなり、かなり就活が楽になるだろう。是非実践して頂きたい。

■まずやるべきこと③:ご両親と自分の幼少期のエピソードを聞いてみる

就活と聞いて「自己分析をしなきゃ」と思う人が多いだろう。自己分析なんて必要ないと言っている人もいるが、私は就職活動という人生の一大イベントである程度自分について知ることは大切だと考えている。
一方で「自己分析って何をやれば良いの?」という声を良く耳にする。
私がいつも学生に言っているのが「ご両親に自分の小さかった時のエピソードを聞くこと」である。 就職活動が本格的に始まると、色々なところで自分を客観的に見なきゃ行けない時が来る(そしてそれは結構辛いことでもある)。一番あなたのルーツを知っていて、かつ客観的に何の裏もなく意見を言ってくれるのはあなたのご両親だけだ。私が就職活動をしていた時にも両親に自分の過去のエピソードについて聞いたことがある。ただ私は恥ずかしくて直接聞けなかったので、母親にExcelで作った質問事項をメールで送りつけて回答してもらったが、その時に聞いたエピソードは就職活動全般で私の強みになった。
自分のルーツを知ると自然と今の自分も分かるようになる。結果として面接などでも自信を持って自分のことを話せるようになるからだ。「そんなバカバカしいこと出来るか」と思っている人も多いだろうが、是非一度だけで良いのでやってみて欲しい。

今回紹介した3つの方法はどれも簡単に出来ることだ。繰り返しになるが、私が運営する就活スクールでこれを実践した人は、他の人よりも本当に良い成果を出していたし、何よりも就活を楽しんでいた。ぜひ実践してみて頂きたい。

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