① 一貫性がない

1つ目は一貫性がないことです。
一貫性とは何か。すごくわかりやすく言うと【嘘をついていないかどうか】です。
皆さんは受ける会社の志望理由を考えたり、これからの自分の将来を考えたり様々なことを考えているはずです。
大学受験のように受ける会社に【合わせる】ことをしているとすぐにばれます。今受けている他の会社について聞かれたり、答えた夢に向かって今どんなことをしているのか聞かれたり、がんばったことに対して具体的なエピソードと状況をことこまかに言及されます。

相手は基本的に【皆さんは本当のことを言っていない】というスタンスで面接をしています。なぜなら、入りたくもない会社を【練習】と言って受けていることも知っているし、自分をアピールするために【話を盛っている】ことも知っているし、他の会社を同時並行で受けていることを知っているからです。

一貫性がないというのは、結局嘘をついているからです。人間は自分の気持ちや考えに沿わない行動や発言をすることは100パーセントありません。もしそういう行動や発言をする場合は、何か狙いや考えがあるときです。

つまり、あなたがいくら嘘をつこうと思ってもあらゆる角度から確認されるため、嘘を突き通すことなど難しいのです。
一貫性を持つためには、【とりあえず】で就職活動を進めて面接を受けるのではなく、【真剣に】考えて就職活動を進め、本心で面接を受けなければならないのです。

② 質問に答えることができていない

質問に答えることができていないというのは能力が原因で答えられない場合と、相手のことを考えず自分中心でコミュニケーションを取っている場合と二つの側面があります。

能力が原因で答えられない場合は質問を想定し、回答をきちんと言えるかどうか練習することで解消することができます。模擬面接をしたり、声に出して回答を読んでみたりと練習の数を増やしましょう。

相手のことを考えず自分中心でコミュニケーションを取っている場合は少し厄介です。なぜなら、自分中心でコミュニケーションを取っているかどうかその人自身が気付いていないことが多いからです。

自分中心でコミュニケーションを取っている人は相手の聞きたいことではなく、自分が伝えたいことを話す傾向が強いです。ですから、こちらが頑張ったことを聞いているのにとにかく自己アピールしてきたり、こちらの意図を汲んだつもりになって(こちらの質問の意図を汲んでいるのではなく、自分が聞かれたらまずいことに勝手に反応しているだけ)悪い印象をカバーするような話を延々としたりしています。

③ 仕事に合っていない

最後は仕事に合っていないと判断される場合です。営業職を募集しているのに人とコミュニケーションを取るのが苦手そうだとか、システムエンジニアを募集しているのに1人で作業をすることやチームワークを組んで物事を進めることが苦手そうなど。エピソードや面接での受け答えで仕事に合っていないなと感じられる場合です。

自分は大丈夫と思っている人も、自分で判断するのではなく模擬面接をしてくれた相手(社会人が望ましい)に判断してもらうようにしましょう。

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