就活したくないと感じる主な原因とは?

そもそも就活をしたくないと感じる原因は何なのでしょうか。5点ありますのでご説明したいと思います。

①選考に通らない

書類選考や面接で落ち続けると、言うまでもなく落ち込みますよね。事前準備を入念にして臨んだ場合は特に…。「不合格」という3文字はまるで「自分は社会に必要とされてないのでは…」と自分自身の存在否定をされたような感覚に陥ってしまいます。不合格の理由がわからないのは、見えない敵と戦っているようで精神的に強いストレスを感じます。立て続けに選考に落ちると自分に自信がなくなり、その自信の無さから選考で上手く発揮できず、不合格になるという負のスパイラルに陥っている学生は多くいらっしゃいます。

②面接が苦痛

面接は誰でも緊張してしまいます。面接独自の雰囲気が苦手という学生がほとんどです。初対面の面接官に、かしこまった雰囲気、上手く話さないといけないと意識すると余計に緊張してしまいます。
他にも就活は黒髪+慣れないスーツで普段行かない場所へ行き、知らない年上の社会人と面接をします。髪型や服装が自由な大学生活と大きく異なる時間を過ごすため、いつも以上に疲れを感じます。面接が苦痛になり、就活をしたくないと感じることがあります。

③就職をしたいと思っていない

団塊の世代と呼ばれる人たちは「生きていくために働く」という感覚で生きていました。しかし、現代の日本は経済的に豊かになり、両親に養ってもらい「働かなくても生きていける」という家庭もあります。他にも仕事をするのが楽しいという気持ちになれず、就職する気にもなれないという気持ちになる学生もいます。「生きるため」という以外に仕事のやりがいを探す必要があります。

④正社員で働く必要性を感じない

学生時代から働いているアルバイトでバイトリーダーなどを任されると、責任感がある立場になり、やりがいを感じることも多くなります。さらに、アルバイトの時給は毎年上昇を続けており、正社員の初任給と変わらない金額を稼ぐことが可能性になります。就活でよく分からない会社に就職するよりも、アルバイトという自由な立場で慣れた仕事を続けた方がいいと考える学生もいます。

⑤やりたいことがわからない

自分のやりたいことがはっきりと決まっていないというのも、就活をしたくないと感じる理由の一つです。自分のやりたいことがわからないと企業選びが困難で「内定がもらえればどこでもいいや!」という投げやりな考えになりやすいです。
他にも最初はやりたいことが決まっていて希望職種を絞っていたけれど、選考に落ち続けてしまい自信がなくなったり、焦っていろんな業界にエントリーを繰り返すことで逆にやりたいことがわからなくなった学生も少なくありません。つまり、やりたいことがわからない学生には「始めるからやりたいことがわからない学生」と「途中から自信がなくなり、本当にやりたいことはなにかを見失った学生」の2種類あると言えます。

就活したくないと感じる主な原因とは?

就活をしたくないと感じた際に行うオススメ対処法

就活をしたくないと感じる学生のためにおすすめの対処法をご紹介したいと思います。

①周りの人に相談する

まずは友達に相談してみましょう。今の近況を話すと何か解決に繋がるかも知れません。また同じ状況下である友達なら相談内容も理解されやすく、多くの共感を得られることができます。ですが「自分がいくつ内定を持っている」などの自慢話ばかりしてくる友達に相談すると聞いてるだけでしんどくなりますので、友達をきちんと選んで相談しましょう。

②自分の好きなことをやる

・カラオケに行く
・音楽を聞く
・読書する
・ゲームをする
・好きなものを食べる、観る    など

自分の好きなことをとことんするのもオススメです。
ストレスを溜め過ぎると就活はもっと上手く行かないですし、身体にも良くないです。自分のストレス発散法とは何かを見つけて、溜め込み過ぎないように定期的にストレス発散しましょう。

就活をしたくないと感じた際に行うオススメ対処法

就活したくないと感じた際に検討できる他の選択肢

就職を絶対しないといけないわけではないです。世の中は正社員として働いている人ばかりではないです。どうしても就活をしたくないと感じるのであれば、無理に就職しなくてもいいです。悲観する必要はありませんのでご安心ください。企業に就職する以外にも選択肢はいろいろ考えられますので、ご紹介したいと思います。

①院進学

大学院に進学してもう一度、就活をするというのも一つの手段です。大学院に進学すると、専門知識がより詳しく学べることができるので、ガクチカや自己PRなど就活で話すエピソードを作ることができます。また、大学院に進学していることで企業側から良い評価を受けやすいです。就活をしたくない感じている学生は大学院進学も検討してみてはいかがでしょうか。

②就職留年

就職留年とは、大学を留年して翌年「学生として」もう一度就活にチャレンジすることをいいます。就職留年をすれば新卒として就活できますが、明確な理由がないと「去年、選考に落ち続けた何らかの原因があるのではないか?」と採用担当に詮索される可能性があります。また、もちろんですが学費が余分にかかりますので注意してください。

③就職浪人

就職浪人とは、大学を卒業して翌年「既卒者として」もう一度就活にチャレンジすることをいいます。就職浪人のメリットとしては、時間の融通がきくので就活にじっくりと時間をかけることができます。しかし、就職留年と同じように、明確な理由がないと良くない印象になるので気をつけましょう。

④海外留学

大学を卒業して、1年間海外留学をした後に就活をするという方法もあります。海外留学をすると視野が広がり、国際交流などもできます。英語を話せるようになると就活に有利になると思うかもしれませんが、1年間の海外留学では日常会話くらいだけでビジネス用語まで話せるようにはなりません。また「新卒ブランド」を捨てるという大きなデメリットもあります。

⑤独立・起業

会社に雇われず、独立・起業することもいかがでしょうか。どこにも属さないということは働き方もすべて自分で決められるので、職場環境のストレスがかかりにくいといえます。しかし、何か会社を立ち上げるにはそれなりの初期費用がかかります。また、毎月決まった給与がある会社員に比べて、収入は不安定になります。

⑥フリーター

働いて給与をもらうという形は正規雇用として勤めるのではなく、アルバイトやパート、派遣社員など非正規の雇用形態で働くという形もあります。正社員に比べてフリーターは働く時間を自分で調整できるので、時間的な自由を確保することができます。新卒で就職をして毎日会社で心身共に身を削る生活を送る人もいれば、自分の時間を有意義に使うためにあえてフリーターを選び、趣味に時間を使うなど自分のやりたいことをやる人もいます。しかしフリーターは賃金が安く、福利厚生や雇用の安定性が低いことがデメリットといえます。

就活したくないと感じた際に検討できる他の選択肢

まとめ

今回は就活をしたくないと感じる主な原因やオススメ対処法、就職をしない他の選択肢についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。就活をするかどうかは自分自身の選択の自由です。一時的に就活をストップしてリフレッシュをするのもいいですし、就職という道をやめて違う道に歩むのもいいです。あなたの人生ですので、メリット・デメリットなどじっくり考えて後悔なく、決めましょう。

まとめ

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