日立製作所について

会社概要

*商号:株式会社 日立製作所 Hitachi, Ltd.
*設立年月日:大正9年(1920年)2月1日 [創業 明治43年(1910年)]
*本店の所在地:〒100-8280 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
        電話 03-3258-1111
*代表者:代表執行役 執行役社長兼COO 小島 啓二
*資本金:460,790百万円(2021年3月末現在)
*従業員数:31,442名(2020年3月末日現在)
*連結従業員数:350,864名(2021年3月末現在)

主な事業内容

*IT:金融ビジネス、社会ビジネス、サービス&プラットフォームビジネス、ディフェンスビジネス
*モビリティ:鉄道ビジネス
*ライフ:ヘルスケアビジネス
*インダストリー:産業・流通ビジネス、水・環境ビジネス
*エネルギー:原子力ビジネス、エネルギービジネス
*研究開発

【IT】
「高度なITの力でお客さまのイノベーションを加速させ、未来のモノづくりを支援していく」
デジタルの力で国内外のお客さまの期待に応え、持続可能な社会を実現するとともに、グローバルトップクラスのソリューションプロバイダーをめざします。高度な金融・社会分野におけるデジタルソリューション事業を通じて社会価値の向上を図るとともに、製品・サービスのライフサイクル全般における環境効率の向上に努め、環境価値の創出も図ります。

【モビリティ】
「人々に安全・安心・快適な移動サービスを提供する」
鉄道は、未来につなぐまちづくりの礎です。無限に続く線路はありませんが、鉄道が広がり進化することで、まわりの都市も一緒に発展していきます。人と人をつなぎ、地域の活性化に貢献するために、日立は高度なITを活用して世界トップレベルの車両・鉄道システムを提供しています。さらには、鉄道をさまざまな社会インフラと連携させ、人びとの暮らしをもっと豊かにする、新しいサービスの創出にも取り組んでいきます。

【ライフ】
「一人ひとりのQuality of Life向上をめざして」
Quality of Lifeの向上や誰もが安心して暮らせる社会の実現には、社会イノベーションが大きな役割を果たすと考えています。これまで培った技術と先進のITを活用し、一人ひとりに最適なヘルスケアサービスの構築、日々の生活を守る社会インフラの安全性確保など、身近な暮らしに関わるさまざまな問題解決への貢献をめざし、人々が豊かに暮らせる社会をサポートしていきます。

【インダストリー】
「お客さまの生産、サービス提供の効率化、安心・安全な水環境の提供、CO2排出量削減をめざして」
世界的な水資源問題の解決に向けて”プロダクト×OT×IT”を強みに、産業分野のお客さまに対するベストソリューションパートナーをめざします。そして、製造・流通分野における生産性・品質向上に貢献するソリューション提供による「お客さまの生産、サービス提供の効率化」、上下水道インフラや海水淡水化技術による世界中で1日当たり7,000万人に対する「安全・安心な水環境の提供」等を通じて、社会価値・環境価値の創出を図ります。

【エネルギー】
「エネルギーの安定供給と効率的な設備管理に貢献するエネルギーソリューションを提供し、変わりゆくエネルギー事情に対応していく」
原子力発電システム、再生可能エネルギー発電システム、受変電や送配電のパワーグリッドシステム、設備の予兆診断や遠隔監視サービスなど、「プロダクト×OT×IT」の強みを生かしたエネルギーソリューションの提供により、お客さまのエネルギー安定供給や効率的な設備管理、CO2排出量の削減、さらには低炭素・脱炭素社会の実現に貢献していきます。

【研究開発】
「社会イノベーション創出のエンジンとして」
日立は、グローバルな社会イノベーション事業を加速するためには、研究開発が重要な鍵となると考えています。その取り組みとして、お客さまとともに新たなサービス事業を協創する日立の方法論「NEXPERIENCE」を進化させていきます。そして、「エネルギー、エレクトロニクス、機械、材料、システム、情報通信、制御、生産、ヘルスケア」の各分野で確立した技術基盤を強化・融合させた研究開発を推し進めることにより革新的な製品・サービスを生み出していきます。また、長期的なビジョンのもと未来の課題を見据えた最先端の研究開発にも注力していきます。

日立製作所について

平均年収は?

直近5年間の平均年収

*2017年3月期:849.9万円
*2018年3月期:871.5万円
*2019年3月期:894.3万円
*2020年3月期:902.7万円
*2021年3月期:890万円
(株式会社日立製作所の有価証券報告書より)

直近5年間を見ると、平均年収の差額は大きくありません。このことから安定しているということができます。
製造業全体で見ると、1309社中22位と上位にあることがわかりました。
(CLABEL(β) 【2021年最新版】メーカー業界の平均年収ランキング【令和版】より)

また、年齢や役職によって平均年収は異なります。あくまでも約3万人の平均なので、全員が全員その金額ではないことを念頭に置いておいてください。

初任給

大学修士修了:239,500円
大学学部卒業:215,500円
高専卒業:190,500円
(2020年4月 日立製作所ホームページより)
やはり大卒と高卒の賃金格差はあるようです。

年収が高い理由

年収が高い理由として、ボーナスが6か月分になったことが考えられます。電機産業やその関連産業の労働組合からなる電機連合が、最低でも4カ月分以上のボーナスを各社に求めました。その要求を実現できたのは、電機メーカーではソニー(6.9か月)と三菱電機(6.13か月)、そして日立製作所の3社のみでした。それを実現できたのは、ここまで行ってきた事業の選択と集中が大きく貢献し、それだけ大きくの収益が確保できたからと言えます。

日立製作所は電機事業や情報通信分野などに加え、ソフトウエアや半導体、医療、物流、金融など業種を超えてさまざまな事業展開を手掛けていることから、「コングロマリット」(業種の異なるさまざまな企業の合併や買収によって成立した、巨大企業)の代名格と語れてきました。

給与形態の変更

電機業界では年齢や勤続年数が大きく加味される年功序列制度がほとんどでした。そこで、2014年に日立製作所では、年功序列制度から成果制度へと給与形態を変更しました。それまでは給与全体の30%だけを仕事内容や成果に応じて支給してきた成果型だったところを、100%成果型へとなりました。上司の査定によって報酬額を決めるので、若い従業員や勤続年数が短い人でも、成果や仕事内容、自分の頑張り次第で高い報酬がもらえる可能性があります。このことは従業員のモチベーションアップにも繋がるといえます。

平均年収は?

まとめ

今回は、会社概要から平均年収、初任給、平均年収が高い理由や給与形態の変更などをご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
日立製作所は総合電気メーカーの中で最も売上規模が大きい企業で、幅広い事業を行っています。2020年の総合電気メーカーの売上高ランキングでは8兆7291億円と堂々の1位に輝きました。平均年収も直近5年間では大きな差額はなく、安定している企業であるとわかりました。

まとめ

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