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グループディスカッションのイロハ

2016.05.29

緊張でいっぱいの中、初めて受けた選考。それがグループディスカッション(以下、『GD』)だった時、一緒に選考を受けていた学生がドンドンと先導していき、訳がわからないままに自分だけ取り残されてしまったという経験ありませんか?
そんな時周りの学生がとても有能に感じ、自分の能力は低いのではないか。と考えてしまうかもしれません。
GDは全体像や役割さえ先に理解しておけば難しいことは何もありません。このコラムではGDの基礎をお伝えします。

各役割について

GDでは多くの役割があるように感じますが、決して多くありません。以下がGDの基本的な役割です。

●進行役(ファシリテーター)
時間通りに話をまとめ、話の輪に全ての人が参画するように工夫する役割です。先導を切ってディスカッションをコントロールするというより「意見の発信を活性化させて、チームの意見をまとめ、納得感を醸成させる」役割なので、みんなの意見と雰囲気を読み取ることに集中して、チームに一体感を持ってもらえるようにあるときは見守り、ある時は話をまとめていきましょう。

●タイムキーパー
設定された時間を管理する役割。特にディスカッションが始まったらまず制限時間から逆算して、以下のようにスケジュールを組み立てましょう。
(参考)
終了←整理←問題に対しての結論を出す←意見だし←問題の共有
このような各項目に掛ける時間を決めてメンバーに共有していきます。
そして、進行中も残り時間が何分あるかを随時チームへ知らせていきましょう。

●書記
一般的に書記のイメージは手元のマイノートに書き留めていくイメージを持っている人が多いかもしれませんが、GDでの書記の役割はメンバーの意見を文字で書き起こして、全員で共有することです。つまり書いたものを常に手元におくのではなく、大きな文字で書いたものをテーブルの中央で共有していくことがより役に立ちます。ホワイトボード等があればなお最適です。文字で意見を共有することで議題に対してチームの意見を確認しやすくなります。

以上3つが基本的な役割です。どの役割も同様に大切な要素なので、どれかはやっておくとチーム内でアピールできます。
以上の役割をやらなかったとしてもGDで大切なマインドは「グループのメンバーは問題を共に解決するチームだ」と思うことです。選考なのでどうしてもメンバーとギクシャクしたり、意見の対立が生まれるかもしれませんが、このマインドを持って、「チームが課題を解決するためにはどうすればいいか」を考えて行動すれば、必ずその分の評価が上がります。

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