面接を「怖い」と感じる4つの原因
面接を「怖い」と感じる原因は何なのでしょうか。4つ原因と言えることがありますので、ご説明したいと思います。
①極度に緊張し、パニックになってしまう
慣れない面接の雰囲気に極度に緊張してしまい、「怖い」と感じることがあります。緊張からパニックに陥り、頭が真っ白になって何を話せばいいのかわからなくなってしまうというケースがほとんどです。緊張は誰しもが起こることで仕方ないですが、問題なのは「過度に」なっていること、そして「引きずっている」ことです。
【過度に緊張しパニック→言いたいことが言えず失敗→失敗が怖いからもう面接したくない】
このような考え就活生に多いのが「完璧主義な人」です。完璧主義な人は完璧を求めすぎてしまうあまり、失敗を恐れてしまう傾向があります。少しでも失敗するといつまでも引きずってしまい、なかなか立ち直れないです。完璧を求めることは大切ですが、何もかもを完璧にこなせる人はあまりいません。完璧ばかりを求めないようにしましょう。
②話すことが苦手
普段から人と話すことが苦手という場合も面接を「怖い」という感情が湧き出てくることも理由として考えられます。
「人前で話し慣れていない」に加えて、「何が聞かれるかがわからない状態できちんと受け答えしなけらばいけない」というプレッシャーによって、さらに怖いと感じてしまいます。「怖さ」のあまり、面接中にも関わらず、泣い出してしまう就活生もいるそうです。
③準備・対策不足
十分に準備・対策をしていない不安から、「怖い」と感じてしまう原因の1つとも言えます。自己分析や業界・企業研究、面接対策など面接前はたくさん準備することがあります。しかし、日頃の大学の授業や課題レポート、部活動、研究などであまり面接対策をする時間が取れず、面接を上手くできるかわからないという不安から面接を「怖い」と感じてしまいます。また急に面接の予定が入り、細かいところまで準備・対策が行き届かなかったという場合もあります。
④不採用が続いて自信がない
面接に落ち続けてしまう、内定がなかなかもらえないなどといった不採用続きから自信がなくなり、面接が「怖い」というパターンもあります。就活は採用・不採用でわかりやすく評価される場です。企業が求める人材とマッチしなかっただけに過ぎませんが、あまりに不採用が続くと「社会に必要とされていないのではないか?」と多くの就活生は思い込んでしまいます。こういった思いになってしまう人は特に人に相談したり頼ったりするのが苦手な就活生に多い傾向があります。
面接の「恐怖」から起こる悪影響
面接が「怖い」という感情から何が悪影響になるのでしょうか。2点ございますので、解説していきたいと思います。
①自分の力を発揮できなくなる
面接に対して「怖い」という感情を持っている就活生は、自分の力を満足に発揮することができず、思うような結果が残せないことがあります。元ある自分の良さや強みなどを打ち消してしまうのが「不安からくる怖いという感情」です。その不安となっている原因を解決すると、自然と怖いという感情はなくなり、自分の良さをしっかりとアピールすることができます。
②就活意欲がなくなる
特に面接が「怖い」と感じる原因④の延長が「就活意欲がなくなる」ことであると言えます。
「面接に落ち続けてしまう」「失敗したくない」
→自信がなくなり、就活に対する意欲そのものがなくなる
意欲がないまま就活をしていると当然、結果はついてこず「負の連鎖」に陥ってしまいます。常に全力で就活に向き合うことは難しいかもしれませんが、不採用続きで内定がもらえず、就職先が決まらないまま卒業を迎えてしまうなんてことがないように、しっかりと改善する必要があります。
【面接が「怖い」と感じてしまうあなたへ】対処法をお教えします!
①重く考えず、ポジティブ思考になる
不採用続きでも「社会に必要とされていない」といった悲観的な考えはやめましょう。
ただ企業とマッチしなかっただけと考えて、「次、頑張ろう!」とポジティブ思考になることを意識しましょう。不採用続きは落ち込みます。ですが、いつまで引きずっていても何もいい事はありません。何事も前向きな気持ちで進むことが大切です。
②経験を積む
面接が「怖い」という思いを克服するためには、経験を積んで面接に慣れていくことが必要です。できるだけ多くの会社で面接の経験を積むことがオススメです。複数社の面接を受けると面接での質問や流れや他の就活生の傾向がわかります。経験を積んで面接自体に慣れてしまえば、緊張は少し緩和されるでしょう。
また、本命の会社の面接の前に、興味のある本命と同じ業界かそれに近い業界・事業の会社の面接を受けておくとよいでしょう。面接官の質問や興味を示す傾向が似ている可能性が高く、本命の会社を受ける際の面接対策として役に立ちます。
③面接の練習をする
面接が「怖い」という感情は、面接官がどのような質問をしてくるかわからないということに原因があると言えます。質問と回答のパターンを身に付けることで、「うまく答えられないかもしれない」という不安からくる「怖い」という感情は軽減されます。
面接で定番とされている質問や特定の業界や職種で聞かれそうな質問を考えて、事前に回答例を用意しておくと安心して答えることができ、面接に対する「怖い」という感情を克服することができます。しかし、回答例をそのまま暗記するだけではいけません。頭の中では質問に対する回答が用意できていても、実際に言葉にすると上手く話せないということがあります。回答例を用意しておくだけでなく、実際に声に出して読み上げ、面接の本番でうまく答えられるよう練習をしておく必要があります。
④面接官と対等な立場だと考える
目上の人と話すことに慣れていなくて、面接官が「怖い」と感じる就活生も少なくありません。その場合はあくまでも面接官と就活生は対等な関係であると考えると少しは軽減されるでしょう。
選ぶ立場である面接官に対して萎縮してしまうことは仕方のないことか思えますが、同時に就活生が企業を見る場でもあります。人材を十分に確保できない場合、自社の発展に直結する問題となりかねないですし、企業と就活生はどちらが偉いとは言い切れません。あくまで対等な立場であることを念頭に置き、必要以上に腰を引かず、堂々と面接に向かいましょう。
まとめ
面接は「怖い」ですが、絶対に勝てない敵ではありません。しっかりと準備をして装備を整えれば、足がすくむ事もなくなるでしょう。一度でいいので、準備をしっかりして臨んでみてください。結果がだめでも、面接への恐怖には打ち勝っているはずです。応援してます、頑張ってください!
就活ノートに登録すると以下の特典がご利用になれます!
- ・就活に役立つメールマガジンが届きます。
- ・企業の選考情報の口コミ、通過エントリーシートが見放題になります。
- ・会員限定公開の記事が読めます。
- ・会員専用機能が利用できます。(お気に入り登録など)
全て見放題!
会員登録(無料)