採用枠の増加

2015年卒の採用を増やすと回答した企業は13.3%でしたが
2016年卒の採用を増やすと回答した企業は20.8%。
このことからも需要は増えており、
採用へ企業が前向きであることが伺えます。

需要バランス

需要のバランスは学生に優位に見えますが、
実際には複数の内々定を取得する学生の増加と
面接突破もおぼつかない学生との二極化が進むと予想されます。
需要が増加しているからといって油断せず、
他の追随を許さないような企業研究をおこなう必要があるでしょう。
事前準備をしておかないと、
短期集中の就活戦線で出遅れてしまうことが予想されます。

選考開始時期

2016年卒採用から選考開始時期が大幅にずれ込み
3月の広報開始とともに選考も開始します。
その為、短期間の間に
何社にもエントリーする事態になることが見込まれます。
企業としても多数の学生が短期集中で
エントリーしてくるので欲しい人材は早く確保してくるでしょう。
もし自分が内々定をもらったときに、
自分の志望する企業の優先順位を明確にしておかないと、
その場の流れに飲まれて
優先順位の低い企業の内々定を受けてしまう可能性があります。

インターンシップの重要性

企業研究を効率よく進めていくためには
インターンシップへの参加が効率的です。
今年度から学内で合同の
企業インターンシップセミナーを実施する大学もあります。
このような実践的な企業の内容を
勉強できる場を有効活用するようにしましょう。
また、OB懇親会やOBの講演会などが催された際には
積極的に参加し、自らの知識や見聞を広めるのも大切です。

学生の抱く不安

就職活動時期が短くなることにより
大変というイメージを持つ学生が多数を占めています。
2015年卒の就活事例をあまり参考にできないため、
各自の努力がより一層大切になってきます。
しかし、就活時期が短くなったという
マイナス面だけを見るのではなく、
準備期間が増えたというプラス面に
目を向けることで他の学生よりも
一歩先を行く就活をおこなうことができるでしょう。

志望企業の集中

準備期間が長くなり企業を研究する猶予が増えた
ということは自分に自信がつきます。
するとより良い企業、大手を志望する学生が増えるでしょう。
しかし大手といえども採用枠には限りがあります。
大手に挑戦し続けた結果落ち続け、
やがては自信を無くしてしまう。
そういった事態になると悪循環に陥ってしまいます。
中小企業にも目を向け企業研究をおこない、
選考を進んでいくことで自分に自信がついてきます。
このように、大手だけに目を向けるだけではなく
広い視野を持ち就活に臨むことも大切でしょう。

新規会員登録はこちら
ページトップ