「あなたらしい」と思う学生生活での取り組み(テーマ)を3つ、それぞれ20字以内で記載してください。
・大学部活の指導者
・大学で教職課程を履修している
・飲食店のアルバイトでの裏方作業
上記のテーマの中で、学生生活での取り組みのうち一番「あなたらしい」と思うエピソードを一つ選び、その状況を良く思い出して、行動事実を具体的に詳しく記載してください。(あなたが、いつ、どこで、何を、どうしたのか。その結果、何が起こったか等)800字以内
私は大学1年から現在まで大学部活の指導者として、全国大会出場を目標に指導している。総部員数は150名に上り、その内120名程が在籍する2・3軍を担当している。
私は組織の成長や勝利には、一体感、即ち全員の思いを一つにし、全員が直向きに努力する同じことが不可欠だと考えている。故に私は公式戦に絡めない2・3軍の選手の技術・やる気を向上し、チームに競争意識を与えて一体感を生み出したいと考えている。
彼らと密に対話をし、彼らの課題に共に向き合い解決することで、1軍を後押しする「戦力」であり、そして試合に出られずとも全力で自身の役割を果たすことのできるメンタリティの強い人間を育てている。
しかし指導者就任当初、2・3軍の選手の練習態度に真剣味が感じられず、公式戦中も負けているのに、笑いながら応援している選手の姿を見て、チームの一体感の欠如という問題に気が付いた。これは公式戦に出られない選手たちが目標を見失い、向上心が欠落していたことが原因だった。
そこで選手と共に課題を克服することで向上心を高め、また選手全員で目標について話し合い、2・3軍の選手もチームの一員として目標に向かって努力する当事者意識を植え付けるために「2・3軍の選手と月に1度面談を行い、課題を共有し共に解決する」、「目標をテーマに選手ミーティングを実施する」の2点に取り組んだ。
その結果2・3軍の選手も私に「全国大会に出るためにこうしたい」と進言するなど、当事者意識を持つようになり、一体感が生まれた。向上心も高まり、全員が練習後の自主練習を行うようになり、1軍の選手は彼らが試合に出られずとも必死に努力する「強い」姿に影響され、一層努力を続けた。この「努力の好循環」を構築したことで、20年ぶりの県大会200校中のベスト4入りを達成した。私も問題解決に向け自ら考え、動き、他人や組織を伸ばす力を身に付けた。
あなたがめざしたい「社会人」としての姿について、具体的に詳しく記載してください。800字以内
私の理想の社会人像は、「笑顔を生み出す原動力」だ。私はコーチ業を通して、自分の考案した施策で人を成長させることに最もやりがいを感じた。特に人やチームが成長したことで生まれる勝利という結果がもたらす笑顔を見ることが最高の幸福だと感じている。そこで社会に出たら、社会人としてより多くの人の笑顔を自らの手で生み出したいと考えた。
笑顔とは成長による喜びや、経済的・精神的な豊かさによる充足感を得られた時に生まれるものだと考えている。私は銀行員として企業の夢を後押しし、叶えられるよう様々な施策を展開し、成長させることでその企業の方の笑顔、そしてその企業が生み出した「モノ」でより多くの消費者を笑顔にしたい。また、企業の成長により社会自体が発展し、経済の成長、生活水準の向上に寄与したい。
法人営業やプロジェクトファイナンスなど、自身の手で企業または社会の発展に直接寄与できるような仕事をすることで、多くの笑顔を生み出したい。
このような夢を叶えるために、多くの人の意見や当事者の声を聴くことで本当に何が求められているのかを知ることが第一に必要となる。そのために相手と正面からぶつかり、信頼関係を築き、本当のニーズを聞き出せる人間になることが求められる。
また、相手の持つ「力」を自らの目で見て、「こうなればいいのに」という理想を私自身が考え、相手に伝えることも必要となる。そして相手のニーズや理想に対するベストなソリューションを導き出す知識の幅広さと問題解決力を強化することも大切だ。
これらはコーチ業で培った「気付きの力」と「実践力」という強みを、特に法人営業として成長させることで身に付けられる。
銀行員として今ある強みを成長させ、より多くの人から信頼され、適切な施策を講じるなど、企業や社会の発展を先導しながらも、成長する当事者の支えとなる。その姿が、私の目指す「笑顔を生み出す原動力」としての社会人だ。
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