あなたが三井不動産を志望する理由についてお書きください。

私は、プロダンサーという経験を通じ、自分はステージに立って踊るよりも、他の出演者や協賛企業様のためにステージを作り上げることに喜びを感じることに気付きました。何もなかった横浜赤レンガ倉庫の広場に、自分が図面に書いたものが実際に現実となり、その空間で出演者や来場者様、協賛企業様がそれぞれ思い思いの時間を過ごしている姿を見て感動を味わい、「ステージに立つのではなくステージを作る仕事がしたい」と考えるようになりました。貴社は、一つの建物だけでなく街をデザインすることで人々により大きなステージを提供していると考えています。更に、日本だけでなく海外、特にアジアに進出し、2017年に「ららぽーと上海」を開業予定だと認識しています。日本だけでなくアジア全体の人の生活をデザインしている点に強く魅力を感じ、将来、私の香港留学経験、中国語、及び宅地建物取引主任者資格を生かせる場だと考え、志望させて頂きました。

大学入学までの経験の詳細と、その経験が今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。

私は中学よりストリートダンスを始め、高校生2年生になった頃にはプロダンサーとしてテレビ朝日「ロンドンハーツ」に多数出演するなど、より大きな舞台で踊る機会が増えました。しかし、週7日間365日5年間、毎日絶やさず練習を続け、ずっと夢だったテレビ出演という大舞台に立つことができたにも関わらず、その経験は自分にとっては期待していた達成感を得られるものではありませんでした。主な理由としては、私がダンスを踊ることで「すごいね」「かっこいいね」という言葉をもらうことがあっても、人から「感謝」をされることが少なく、ダンスを踊ることで自分だけが得をしていて、他の人に貢献できていないと感じたからでした。このことをきっかけに、将来は「人に貢献できる仕事をしたい」と思うようになりました。

大学・大学院の学生生活での経験の詳細と、その経験が今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。

【1】
プロダンサーとして大きなステージの上で踊ることに達成感を感じなかった私は、逆の立場に立ち、他のダンサーのために大きなステージを提供したいと考え、2012年8月に横浜赤レンガ倉庫にて1万人動員のダンスイベントHAMASAIを学生10人で主催しました。横浜市、アルマーニ、コカコーラ、JTB、KIRIN、日清食品、Pioneer等の協賛企業様から500万円の協賛金を頂き、結果として、雑誌「横浜Walkers」に掲載させて頂いた他、横浜市長と対談する機会も頂きました。様々な関係者と関わるのはとても大変で睡眠不足の日々が半年続きましたが、自分が企画した空間が人で埋まり、思い思いの時間を過ごす風景を見て強い感動を覚え、私は「ステージに立つのではなく、ステージを作る人間になりたい」と思うようになりました。

【2】
私はベトナム、香港、シンガポールにて300人以上もの外国人大学生に対して採用面接の同時通訳(英語、中国語)をしていました。たくさんの応募者や企業の方にお会いするうちに、自分が担っている仕事の重みと責任感を強く感じるようになり、その責任を果たすため、私は通訳だけでなくアドバイザーとして企業の方々と連携をとりながら応募者1人1人に対して面接のアドバイスやフィードバックを行いました。はじめは面接官の方からは通訳のみを依頼されていたのですが、強い思いを持って応募者へのアドバイスを続けた結果、採用18人から辞退者は出ず、応募者のリピート率が翌年10%増え、依頼企業からも更に新しいお仕事の依頼を頂くことができました。この経験から「多くの人と関係を持ちつつ、一人一人への責任感を忘れない」ことを学びました。

就職活動を通じて、あなたが感じたことをご自由にお書きください。

就職活動は、「過去の努力を未来に生かす」ために必要な過程だと日々感じています。私は高校三年生の頃、宅地建物取引主任者資格試験を独学で取得しました。そのときから「日本及びアジアで街づくりがしたい」という明確な目標があったわけではありませんが、建物が好きであるという思いで独学に励みました。そして今、プロダンサー及び香港留学の経験をもとに、日本及びアジアの街づくりに携わりたいという強い思いがあります。その努力を未来に生かすことができるのか、それとも生かされないのかを決めるのがこの就職活動という機会だと感じています。過去の努力を無駄にしないためにも、私は自分の思いを貴社にぶつけたいと強く感じています。

新規会員登録はこちら
ページトップ