あなたが目指す社会人像について論述してください

 私は、日常的に課題解決を行い、新しい価値を生み出し続ける社会人になりたいです。インターンシップやサークル運営で、自分で課題を見つけ、それを解決することにやりがいを感じたからです。また、こうした小さな努力が、環境問題や少子高齢化問題などの大きな問題の解決につながると考えています。そしてこの社会人像に近づくため、次の3つのスキルを身に付けたいと思います。

 一つ目は、課題発見能力です。社会には多くの問題が堆積している一方で、多くの人々はそれを自分事に捉えず、見て見ぬふりをしていると思います。若しくは「こうすればもっと良くなるのに」と思うことはあっても、それを行動に移せないことが多いのではないかと思います。私もなかなか自分で行動に移せない時があります。しかし、その課題意識は、ビジネス創出や業務改善のチャンスになりうると思います。そのため課題を見つけ、その解決のために行動する力を身に付けたいです。貴社に入社後は、どんな些細な仕事をやる時にもアンテナを立てて、問題意識や疑問点を逃さないようにしたいです。

 二つ目は、課題解決のための専門知識です。いくら多くの課題を見つけても、自分に能力や知識がなければ、その課題を解決することはできません。私は、会計や法務、営業など、何か一つ、誰にも負けないスキルを身に付けたいと思っています。そのため、貴社に入社後、最初はジョブローテーションで様々な業務を体験し、自分に見合ったスキルを見つけたいと思います。そしてその後は、その分野を極めるため、仕事だけでなく勉強に注力したいです。また今後は海外でも働く機会が増えるため、外国語は自由に使えるように勉強したいです。

 三つ目は巻き込み力です。大きい課題であればあるほど、一人で解決するのは難しく、仲間と一緒に仕事をする機会が多くなります。そのためチームをマネジメントする力を身に付けたいです。具体的には、メンバーの性格や考えている事を理解し、彼らが最大限の成果が出せるような環境を作りたいと思いました。貴社に入社した際は、技術系の社員や、会社外の関係者も巻き込んで、大きな課題にも挑戦していきたいです。

 以上の3つのスキルを身に付け、年をとってもチャレンジ精神を忘れない社会人になりたいと思います。

解答フレーム

① 背景
グローバル化・世界が相手→厳しい競争社会
世界・日本には課題が山積み→課題解決が必要不可欠

② なりたい社会人像
グローバル競争を勝ち抜け、社会課題を解決できる社会人になりたい
そのためには、次の3つのスキルを持ちたい

③ 課題発見能力
社会には多くの問題が堆積している。
しかし多くの人々は、それを自分ごとに捉えず、見て見ぬふりをしている場合が多い
若しくは「こうすればよいのに」というアイデアは浮かぶが、実行できない、しかしそれは新規事業創出や業務改善のチャンス
課題を見つけ、それに対する解決方法を考える
貴社に入社した際は、常にアンテナをはり、日常の疑問点を逃さないように仕事をしていきたい。
きっかけ:インターンシップをしていたNPOの創業者に、触発された

④ 課題解決のための専門知識
課題を見つけて解決方法を提示するだけでは、その課題を解決することはできない
自分に能力がないと解決できない
例えば英語力→国際問題を解決できない
会計や法務、マーケティング、営業など秀でた分野磨く。
国際社会で生き抜くためには、自分で何か一つ、誰にも負けないスキルを身に付ける必要がある
貴社に入社した際は、最初はジョブローテーションで様々な業務を体験
その中で自分に見合ったスキルを選び、一つを磨いていきたい。
きっかけ:NPOでも会計・情報システム・マーケティングなどに精通している方がたくさん

⑤ 周囲の人たちを巻き込む力
いくら自分に専門知識があるからと言って、一人で課題を解決するのは難しい
大きい問題であればあるほど、仲間と一緒に仕事をすることが増える
そのため多くの人たちを巻き込み、一緒に仕事を行うマネジメント能力が必要である
自分に足りていない能力を把握し、それを補うために、その分野のスペシャリストを呼び込むことが大切
貴社に入社した際は、技術系の社員の方や、会社外の関係者を巻き込み、プロジェクトを作っていきたい。
きっかけ:NPOで色んな所からキャスティングを行う

⑥ まとめ
以上の3つの力を持つ社会人になりたいと思う。

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