困難に向き合い、乗り越え、実現してきた経験を教えてください。(300字以内)

中国から日本に来た私は、小学校時代、名前を理由にからかわれており、非常に辛い思いをしました。私はそんな現状を変えるため、自分を「認めてもらう」ための努力をすることにしました。具体的には自分自身が先導して「昼休みに遊ぶグループ」を作り、周りを楽しませられるように努めることで、自分の存在をアピールしました。するとみんなが自分を認めてくれるようになり、いじめは止みました。この経験で私は、自分の力や個性をしっかりと見せることができれば、周りからも認めてもらえるのだと学びました。「周りを引っ張っていける」という自分なりの個性を見つけられた今は、自分に自信を持って日々を過ごすことができています。

異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください。(300字以内)

私は中国で生まれて日本で育ったという経歴を持っており、毎日が「異なる価値観との触れ合い」の連続でした。中国の親戚や、両親はハングリー精神が強く、「自分のために精一杯努力して、自分の将来を勝ち取ること」を美徳としている一方で、日本の人々は「協調」を重んじており、自分よりも他社を大切にする心を強く持っていると感じてきました。もちろんこの二つの考えの間で板挟みになることもありましたが、違う価値観に影響され続けたからこそ、「ハングリー精神」と「協調の精神」の両方を得ることができたと思います。私はこの強み、つまり、競争もできるし、共存もできることを生かして、社会に出てからも活躍していきたいと思います。

自ら学び考え、行動した経験を教えてください。(300字以内)

私は学業において、実際に足を運ぶことで視野を広げ、自身の研究に生かしました。私は現代中国研究ゼミでの研究を進める中で、「日中関係を学ぶ上では、台湾を含めた視点が必要だ」ということがわかりました。そこで私は、台湾研究を行っている別のゼミの研修に特別に参加させてもらい、李登輝元総統を始めとして、台湾の主要な政治家の方々とお話するチャンスを得ました。私はそこで、台湾が日本にかつての進出に対し、インフラ整備の面での貢献を評価しており、それが今日の日台友好関係の進展に繋がっているのだと知りました。この経験により「学びは机の上だけではないこと」そして「多角的に物事を捉えることの大切さ」を学びました。

他者を巻き込み、リーダーシップを発揮した経験を教えてください。(300字以内)

予備校での進路指導アルバイトで、受験生向け講演会のチーフを努めた経験を挙げさせて頂きます。生徒の満足度向上のために、内容を抜本的に変えよう考えていた私に対して、他のメンバーは「内容は変えなくて良い」という考えを持っていました。そこで私は、生徒は一時間の勉強時間を犠牲にして来てくれるわけだから、講演を通じて「一時間の勉強以上の価値」を提供する必要があると伝えたことで、チームの賛同が得られました。そしてその上で私たちは、メンバーで一丸となって内容の改善に励み、結果として、目標達成に成功しました。私はこの経験から、しっかり熱意を持って働きかければ周囲の賛同が得られ、良い結果に繋がるのだと学びました。

三井住友海上を志望する理由を教えてください。(200字以内)

ビジネスにおいては、フィギュアスケートにおけるコーチのような「パートナー」は必要で不可欠であり、そのパートナーとしての役割を果たす損保業界で働くことで、企業の良きパートナーになりたいと私は思っています。その中でも、貴社を志望するのは他社よりも「アジアで活躍する」フィールドがあると思うからです。アジア新興国の成長に伴って、海外進出を進める企業の、「良きパートナー」として、私は活躍していきたいです。

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