ゼミ・研究室のテーマ概要、興味を持って取り組んだ専門科目名、卒論予定の内容などをお書きください。 (400文字以内)

私は現代中国について研究するゼミナールで、「日系企業の中国進出」にテーマを絞って論文を執筆しています。私は中国生まれの日本育ちであり、特にビジネスにおける日中関係に関して興味があったため、このテーマを選びました。先行文献を読むと、中国でのビジネスには様々なリスクが存在するため、日系企業は撤退すべきだという意見が数多く見受けられました。しかし私は、これは行き過ぎた意見であると考えており、「チャイナリスクがある中でも、条件次第で日系企業は中国で成功できる」という仮説を持つようになりました。研究を進めていくなかで、中国は中間所得層が増大しており、嗜好品や高付加価値製品を提供する日系企業にチャンスがあることがわかりました。現在は他の成功条件を探すために、学術的論文に留まらず、新聞やビジネス誌なども利用して、中国での事業拡大に成功している企業をピックアップし、その企業の共通点を探しています。

当社を志望した理由(400文字以内)

「優れた素材こそが、優れた最終製品を生み出す」と私は考えています。なぜなら、どんなものでも、一番大事なのは全体を支える「土台」であると思うからです。例えば、演劇においても、役者が目立ちがちですが、実は全体を支える裏方こそが「影の立役者」であると思います。よって私はモノづくりにおいても、根幹を担うのは「素材」であると考え、その中でも特に変幻自在に形を変える「非鉄金属」に魅力を感じ、この業界を志望しています。その中でも私は、「時代のニーズに応える力」を有している貴社に強く惹かれています。現代においては循環型社会への移行が叫ばれ、企業にもエコへの転換が求められています。その点貴社はこの時代のニーズに対応し、グループのシナジーや技術力を生かして、「廃棄物すらも資源に変える」取り組みを行っておられます。よって貴社こそが、時代のニーズに応えていく「社会に欠かせない企業」であると考え、志望しております。

◆志望部門を選んだ理由(400文字以内)

私は、中国に生まれて日本で育ったという経歴を持っており、新興国と先進国の両方を間近で見てきました。そこで気づいたのは、先進国である日本の技術は、新興国である中国において高く評価されており、その発展を支えていることです。よって私は日本の技術を生かしたモノを、もっと中国を始めとする新興国に届けていくことで、現地の発展を支えていきたいという夢を抱くようになりました。その点、上記の部門はどれもがアジアを中心としたグローバル展開を進めているため、新興国で活躍する環境があると感じています。その中でも特に、セメントは社会のインフラづくりに欠かせないものであり、貴社のセメントを新興国に届けることは、現地の経済発展を支えることに繋がると感じ、特に志望しています。私は海外営業で活躍するためにも、まずは国内営業で成果を上げ、そこで培ったノウハウを生かして、新興国での営業に挑戦し、自分の夢を叶えていきたいです。

学生時代に力を入れて取り組んだことについて、 その目的や活動を通じて得られたことなども交えて教えて下さい。(400文字以内)

「自分の力を生かしてより良い講演会を作りたい」という想いで、予備校での進路指導アルバイトで、受験生を対象とする講演会のチーフを務めました。メンバーは初め、「毎年やるからやる」という義務的な意識でいたため、講演の方向性が曖昧な状態でした。そこで私は方向性を明確にするために、テーマをしっかり決めることを提案しました。講演は一時間の勉強時間を犠牲にして来てもらう以上「一時間の勉強以上の価値」を提供しなければならないはずです。そこで私たちは生徒が自分で調べるだけではわからない「私たちだけが伝えられること」をテーマとして掲げ、その上で生徒が合格するのに必要だと考えられる、「精神面の向上」と「ノウハウの提供」を目指して内容を作り上げることで、生徒の満足度を飛躍的に向上させることができました。この経験で、リーダーとして「同じ方向を向いて努力できる環境を作り上げること」がチームの成功に繋がると学びました。

今までに経験した中で最も悩んだ(落ち込んだ、迷ったなど)ことは何か、 また、それにどう対処したかについて教えて下さい。(400文字以内)

アルバイト先の先輩に自分と違う価値観を持つ人がおり、悩んだことがあります。その先輩はチームでまとめた議論に対しても、自分が違うと思えば断固として賛成せず、自分の意見を貫き通すタイプでした。そこで私が行ったのは「先輩の意見をもっと聞き込む」ことです。そうすることで私は、先輩が闇雲に否定をしていたのではなく「チームのためを想って、経験に基づいた意見を言っていた」ということに気がつきました。対立から逃げるのではなく、真摯に向き合って話を聞くことでその先輩は心を開いてくれるようになり、ただ否定するのではなくチームの意見を尊重した上で自分の意見を上乗せしてくれるようになりました。私はこの経験から考えが違う人と接する時は、相手の意見をしっかり聞いてお互いが納得できる案を探っていくことが大切さであると学び、この経験以降、違う意見を持つ人と接する時は、その意見を持つに至った「背景」を探るようにしています。

あなたのお気に入りの言葉やフレーズ(四字熟語、諺、名言、俳句、川柳、歌詞など)を教えて下さい。 (100文字以内)

「現状維持は衰退」という言葉です。現状を維持したとしても、一定程度の成果を上げることはできますが、私はその「一定程度」に満足せず、より改善することで、ずば抜けて成果を上げることをモットーにしています。

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