あなたの学生時代における重大ニュースを3つ挙げ、その中の1つについて詳しく述べて下さい。

◆1.
台湾民主化の父と言われる李登輝元総統にお会いし、話を伺うことができたこと。

◆2.
軽音サークルでの新入生歓迎ライブで、大トリを務めることになったこと。

◆3.
予備校での進路指導のアルバイトで、講演会のチーフを担当することになったこと。

受験生時代に世界史で勉強した「李登輝元総統と実際に会える」これは私にとっての一大ニュースでした。私は現代中国研究のゼミで「日系企業の中国進出」にテーマを絞って研究を進めています。研究を進める中で判明したことは、「台湾の存在を無視して日中関係を考えることは難しい」ということです。そこで私は台湾についてもっと学ぶため、台湾を扱う授業を探しているうちに、「台湾研修を行っているゼミ」を発見しました。私はこれはまたとないチャンスだと思い、そのゼミの教授に頼んで研修に参加させてもらい、李登輝元総統を始めとして、台湾の主要な政治家の方々とお話するチャンスを得ることに成功しました。私は、政治家の方々にお話を聞く中で「政治家から見た日台中関係」を学ぶことができました。具体的に学んだことは、台湾の人々は日本の台湾進出に対して、インフラ整備の貢献などメリットの部分にも着目していたということです。国の発展において基盤となるインフラの整備を行った日本を好意的に捉え、日系企業の大陸進出を助けているのだとわかりました。政治家の方から実際にお話を聞き、学ぶことができたことは、私にとって貴重な経験になりました。

文系社員として、「地図に残る仕事。」に携わることの魅力を述べてください。(200)

 「地図に残るモノづくりのスタート」を担うことができる点です。一般的なメーカーの営業は、既に出来上がったものを売る、つまりはモノづくりの「ゴール」を担うことが中心でありますが、ゼネコンの受注営業は、文系であってもモノづくりの「スタート」を担うことができると思います。私はモノづくりに携わって、地図だけでなく歴史に残る仕事ができるゼネコンに大きな魅力を感じています。

 「無から有を生み出せる点」です。私は営業職を志望していますが、一般的な営業というのは、既に形になっているモノ、もしくは形のないモノを売る仕事だと思います。しかしゼネコンにおける営業は、初めは手元に何もないところから、提案を繰り返すことで受注に結びつけ、最終的には地図だけでなく「歴史」にすら残るような大きな仕事を手がけることができます。私は文系でありながら「地図と歴史に残るモノづくり」に関われるゼネコンでの営業に大きな魅力を感じています。

あなたの夢と、その夢を大成建設でどのように実現していきたいと考えているか述べて下さい。(500)

 私の夢は「新興国に貴社の循環型建築物を広める」ことです。私は故郷である上海に帰る度に、経済発展により、暮らしが豊かになる一方で、環境が急激に悪化していく様子を肌で感じてきました。そこで私は、環境問題が顕在化している新興国において、「循環型の社会づくり」に貢献したいと考えるようになりました。循環型の社会ができるためには、社会を構成する最大単位である「建築物やインフラ設備」がエコになっていく必要があるはずです。そこで私は、他社に先駆けて環境保全に取り組み、建物の緑化など、優れた技術を有する貴社で働くことで、新興国に循環型の建築物を広めていきたいと思うようになりました。私は貴社で、まずは強みである「腰を据えてじっくり取り組む力」を活かして、国内での受注営業職で経験を積み、その後は国内での経験を活かして海外での受注営業がやりたいです。海外の大型案件を受注するには、相手国の文化を知る必要があり、また場合によっては政府や商社など、社内だけでなく社外の方々とも協力する必要があるため、一筋縄ではいかないはずですが、私は責任を持って「やりぬく」ことで、自分の夢の実現への一歩を踏み出したいです。

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