あなたが学生時代に最も力を注いだことは何ですか?またその経験の中で、一番苦労したことと、それをどう乗り越えたかについて教えてください。(1000文字以内)

 予備校での進路指導アルバイトです。その中でも特に苦労したのは、講演会のチーフを務め「生徒の満足度を飛躍的に向上させる」という挑戦をしたことです。

 この講演会は、夏休みに受験生を対象に行われるものです。私たちは10人のチームで準備を進めていましたが、メンバーは「毎年やるからやる」という義務的な意識でいたため、講演のテーマが曖昧であり、意識もバラバラな状態でした。そこで、チームの生産性を上げるため、まずはテーマを設定することにしました。講演は勉強時間を犠牲にして来てもらう以上、一時間の講演を通して「一時間の勉強以上の価値」を提供しなければならないはずです。そこで私は生徒が自分で調べるだけではわからない「私たちだけが伝えられること」をテーマに掲げ、精神面の向上とノウハウの提供を目指して、以下の二点に取り組みました。

 一点目に、「大学での過ごし方」を話すことにしました。通常受験生向けの講演会では志望校への合格を最終的なゴールにしているため、大学に入ってからの過ごし方について話すことで、他の講演会との差別化を図りました。私は日頃から、大学入学後に燃え尽きてしまい、だらだらと毎日を過ごす学生が多いということを問題視しており、大学入学後の過ごし方が今後の人生を左右するということを伝えていきました。これにより、「大学に入ってからが勝負」という他の講演会とは異なる動機づけを行い、「何のために勉強するのか」という本質的な問いに応えることで、就職という長期的な視点も含めたモチベーションアップの機会を高校生に与えることを狙いました。

 二点目に、「受験生の本当のニーズ」が何かを洗い出そうとしました。それまでは「なんとなく」役に立ちそうな内容や、高校生が興味を持ちそうな内容が話されていましたが、「受験生が本当に聞きたい情報」は、きちん分析しない限りは断定できないと考えました。私は、昨年度までの講演会で集めたアンケートをメンバー全員で分析して、学生のニーズを洗い出しました。結果として、学生が予備校のシステムを生かした学習法を知りたいということがわかったため、そのニーズに合わせて内容を練り上げることで受験生のニーズを満たすことを狙いました。

 以上の取り組みにより講演内容を充実させ、満足度を飛躍的に向上させることができました。私はこの経験を通じて、テーマを明確にして本質的な努力をすることの大切さを学びました。

2015年度森永乳業採用ホームページの「プロジェクトストーリー」または「社員紹介」に 掲載されている社員の中で、最も印象に残っている社員を教えてください。    まずはコンテンツを選択ください。

プロジェクトストーリー
社員紹介

◆設問2-2   ・設問2-1でプロジェクトストーリーを選択した方は、以下より社員をお選びください。

-▼- マーケティング/リテール事業部 ヨーグルトマーケティンググループ/齋藤 千文 研究所/食品総合研究所 第2開発部/藤田 篤茂 エンジニア/生産本部 エンジニアリング部 第3課/橋爪 大介 工場/東京多摩工場 製造部/今井 憲治 管理部門/広告部/上田 茂弘 営業部門/東京支社 埼玉支店 リテール営業課/高田 啓史

・設問2-1で社員紹介を選択した方は、以下より社員をお選びください。

-▼- 営業/関西支店 業務用食品販売部/武永 梨沙 マーケティング/冷菓事業部 冷菓マーケティンググループ/宇田川 史郎 国際/国際部(米国駐在)/今西 祐之 国際/国際部/藤田 千尋 管理部門/広報部 ブランド戦略室/阿部 由貴子 管理部門/東日本市乳センター/宮川 伸二郎 管理部門/工場事務/中根 祐樹 研究所/食品基盤研究所 素材機能研究部/齊藤 万里江 生産技術/生産本部 生産技術部 生産技術課/永坂 章 エンジニア/生産本部 エンジニアリング部 第3課/玉島 弘尚 工場/神戸工場 製造部/鈴木 雄大 工場/神戸工場 品質管理室/高橋 夕佳 酪農/森永酪農販売株式会社(出向)関東支店 神奈川営業所/上田 英登

◆設問2-3 設問2-2でその社員を選んだ理由を教えてください。(200文字以内)

 営業職は、お客様と信頼関係を築くために「情報」を武器に真摯に向き合っていくことが理想であると思いますが、その理想を見事に体現していると感じたからです。商品について詳しくなるためなら、自分で試作に関わることも厭わないその姿勢に感動しました。私も情報力を生かしながら、自社商品という「手段」を用いてお客様の問題を解決し、自社とお客様の双方の利益アップに貢献できる営業マンになりたいと思いました。
 「食べ方の提案」まで行う戦略がとても素晴らしいと感じたからです。日本国内は食品メーカーの数自体が多く競争が激しいことから、味が良いだけではヒットを飛ばすことは難しいと思います。そんな中でヒットを生み出すにはイノベーション商品を開発するか、商品に付加価値を与えるかが必要であると思いますが、「塩を入れてディップとして食べる」提案により、商品に付加価値を与えた戦略がヒットに繋がったのだと思いました。

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