目次

ではそんな大企業は一体何社あり、そこにはどれくらいの人が勤めているのでしょうか。

日本の大企業は1.2万社、中でも東証一部上場企業は約1900社です。割合で表すと、大企業は全企業のうち、0.3%、一部上場企業は0.04%となっております。本当にわずかですね。

ではそんな大企業で働く人数ですが、約1200万人。東証一部で働く人は約300万人です。人数で見ると結構な数になります。ただ、わかりやすい数字になおすと日本のサラリーマン100人に7人しか東証一部上場企業の従業員はいない計算になります。

就活で大手を選ぶ際に、知っておくべき事:大手って給与はどう?

ここまで大企業に関する数字を見てきましたが、最後は給与です。

結論から記載しますと、東証一部上場企業の平均年収は672万円、そして従業員別の給与を見ていくとこの平均年収は次第に下がって行きます。1~9人の従業員の会社では平均約337万円です。

就活で大手の内定をもらう秘訣1

さて様々な数字が出揃った所で、どのように就活をしていけばこのような大企業に内定を獲得できるのでしょうか。
ポイントは二つあるのです。

一つ目は「内定を積み上げていく」という方法です。

上記のように100人に7人しか東証一部上場企業で働ける人はいません。40万人以上いる就活生の中でその一部に入る為には就活生として優秀である事が重要です。

優秀な就活生の定義として内定数が一つの考えとしてあります。学歴や容姿というものは変えることができません。考え方やエピソードも主観的なものです。そうなったときに客観的な視点として自分のレベルを証明してくれるものが内定です。「会社の社長や人事部長が認めた」という印ですので、社会人からの客観的な評価です。そんな内定を沢山獲得していることで大手企業からも優秀な人材として見てもらうことができるのではないでしょうか。

また、近年就活解禁の後ろ倒しによる学生との接触期間が短縮されました。その影響で企業の水面下の採用活動がどんどんと早期化しております。つまり、これだけ実質早期化している就活市場の中で、6月までに内定を1社も持っていない人というのはよっぽど社会にアンテナを張っていないもしくは相当部活などに打ち込んでいた人くらいと認識されます。

結論、早期からどんどん選考を受け、ベンチャーや中小企業からの内定を獲得して始めて大手企業の選考のスタートラインに建てるという事です。

就活で大手の内定をもらう秘訣2

2つ目のポイントは「人と違う事をする」という事です。大企業には人が集まります。敵は数万人いるのです。全員が同じスーツを着て、同じ髪型をし、同じ書類を提出します。

目立たないなら、前に進めません。採用も人が行うことですから、記憶に残るよう、発言や挨拶や気配りなど人と常に違う事をしようと意識してください。自分が面接官になったと仮定するとわかると思います。

一番挨拶が大きい人、大勢の前で一人だけ手を上げて質問する人、記憶に残って、どんな学生なのだろうと思いますよね。人と違う事にどんどん挑戦して目立って素敵な内定を獲得しましょう。

新規会員登録はこちら
ページトップ