就活がつらい理由5選

過去に大勢の就活生と対面してきましたが、就活に対して「つらい」と感じている学生がほとんどでした。では、そもそもどのようなときに就活がつらいと感じるのでしょうか。もしかすると、いままさに「もう就活はしたくない」と本音をこぼしてしまっているかもしれません。就活がつらいと感じる5つの理由をご紹介します。

【内定がもらえない】
残念ながら、就活は誰もが最初からうまくいくものではありません。そのため、希望する企業の選考に通らなかったり、なかなか内定がもらえなかったりすることも出てくるでしょう。そんなときほど、就活はつらく感じるものです。

意中の企業かどうかということに関係なく、選考に落ち続けるということは、自分の存在を否定された気分になります。まるでゴールのみえないマラソンをしているかのようで、心身ともに疲れ果ててしまい、大きくストレスを感じてしまうこともあります。

「内定がもらえない」とネガティブになることで自信を喪失し、その自信のなさが選考にも悪影響を与えるなど、負のスパイラルに陥ってしまう就活生を何人もみてきました。冷静に物事を考えられなくなることが、就活の怖さでもあります。

【周りの就活生と自分を比較してしまう】
まだ自分は内定がゼロなのに、周りの就活生が内定をもらい始めると、どうしても就活がつらいと感じてしまうこともあります。自分のペースで進めていけば良いのですが、「どうして自分だけ……」と卑屈になる人もいます。

気が付けば「内定をもらっていないのは自分だけ」という状況になっているかもしれません。冷静になろうと思っても、内心では焦ってしまったり不安になってしまったりするもの。自分だけ取り残されてしまったと孤独に感じることでしょう。

また、内定をもらっていても「友人は一部上場企業」などと、いわゆる良い企業から内定をもらった友人に対して劣等感を感じてしまう就活生も少なくありません。そうならないためにも、就活における自分の軸を持つことが大切です。

【スケジュール管理が大変】
「大学生にはたくさんの時間がある」などといわれますが、就活をし始めると時間が足りないと感じることはよくある話です。履歴書やESの準備に追われ、面接へのプレッシャーなどから、メンタルがやられていきます。

また、地方の学生であれば、東京や大阪などでの面接のために長距離の移動が強いられ、タイトなスケジュールで行動しなければいけません。新幹線や夜行バスを利用するために、アルバイトに励むなど、体力を消耗してしまいます。

このように、就活をすると「1日が24時間だと足りない」と思うようになり、スケジュール管理の大変さを身に染みて感じるようになります。たしかにつらいかもしれませんが、社会に出たときの準備だと思うようにしましょう。

【結果が気になって気が休まらない】
書類選考はもちろんのこと、面接や筆記試験などもその時点で結果が分かるのではなく、後日結果がメールや電話などで知らされる場合がほとんどです。結果が気になって気が休まらないことも就活がつらいと感じる理由のひとつです。

企業によって連絡するタイミングは違い、選考の翌日に結果が発表されることもあれば、1ヶ月以上間が空くこともあります。どうしても結果を知るまでは緊張状態が続くため、それがメンタル的に負担となる就活生は少なくありません。

また、選考結果を待っている間に、他の企業の選考を受けることもあるでしょう。不安が表情などに出てしまえば、ほかの企業の選考に落ちる原因にもなります。精神状態を維持していくことに対して、就活がつらいと感じる人は多いです。

【将来に対して不安を抱いてしまう】
就活とは、将来のことについて真剣に考えることのできる絶好の機会です。しかし、就活を始めてからも、自分の将来と本気で向き合っていない人は少なくありません。就活は人生における、ひとつの転換期でもあります。

「内定がもらえない」「スケジュール管理が大変」と感じる以前に、将来に対して不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本当に社会でうまくやっていけるのかと悩みを抱えることで、就活そのものがつらいと感じてしまいます。

また、就活を始めてからも内定がもらえずに、自分は社会から必要とされていない人材なのではないかと思ってしまう人もいるはずです。就活には失敗がつきものなので、落ちる=社会不適合者と思いこまないようにすることが大切です。

就活がつらい理由5選

就活がつらいときの経験談、体験談

ここまで解説してきたように、就活を頑張っている皆さんが「就活がつらい」と感じることは不思議なことではありません。では、実際に先輩方はどのような場面で就活がつらいと感じていたのでしょうか。就活がつらいときの経験談や体験談をいくつかご紹介します。

【経験談、体験談①】
就活をしていて一番つらかったのが、面接に落ち続けていたころです。どれだけ頑張って自分をアピールしても伝わらなかったとき、「自分は社会に必要とされていないのかな」と本気で落ち込みました。何をしていても将来への不安が頭をよぎってしまい、3日間放心状態になりました。あのときは、食事も喉を通らなかったです。

【経験談、体験談②】
事前準備もしっかりとして、いざ面接会場に行っても周りには凄い人ばかり。自分の意見を堂々と発表する人や、面接官から何を聞かれてもハキハキと話す姿をみて、圧倒されたのを覚えています。そのような、いわゆる「凄い人」をみるたびにつらいと感じるようになりました。いま考えれば、自信がなさそうに話す私に魅力を感じないのも当たり前です。

【経験談、体験談③】
勉強と両立させる苦しさは、就活をしていくなかでもつらかったと、社会人として働いているいまでも覚えています。地方の大学に通っていたため、東京で選考を受けるたびに夜行バスで会場まで足を運んでいました。しっかりと準備をして遠くまで選考を受けにいったにも関わらず、結果が伴わなかったときは、人目をはばからずに号泣しました。

【経験談、体験談④】
周りの友人がSNSなどで内定報告しているのを見た瞬間が、本当につらかったです。誰よりも頑張っているはずなのに「どうして自分だけ……」と思ってしまい、就活中はSNSを見ないようにしていました。また、友人にとっての幸せを心から祝福できていない自分にも嫌気がさしていたことも、就活がつらいと感じた原因のひとつかもしれません。

【経験談、体験談⑤】
就活を始める前は将来に対して何の不安も感じていませんでしたが、いざ就活をスタートさせると理想の現実のギャップに戸惑いました。考えれば考えるほどドツボにハマっていき、気が付いたら周りが見えないようになっていました。就活に対して「つらい」と本気で思うようになり、弱音ばかり吐いていたことをいまでも覚えています。

就活がつらいときの経験談、体験談

就活の辛つらさから抜け出すための方法

実際に先輩方が就活で感じた「つらい」体験談をご紹介しましたが、5人ともいまでは立派な社会人として働いています。つまり、全員がつらい時期を乗り越えて内定を勝ち取ったということです。では、どのようにして乗り越えていったのでしょうか。就活のつらさから抜け出すための方法についてご紹介します。

【友人に相談する】
就活がつらいときに支えになってくれるのが、周りにいる友人です。どうしても周りと比較してしまい、少し距離をとっている人もいるかもしれません。しかし、就活でお互いに切磋琢磨している友人こそが、良き相談相手となってくれます。

友人に話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になりますし、ときには弱音を吐くこともできます。もしも就活のことを話したくないのであれば、他愛のない話をしながら食事をするだけでも気分転換となるはずです。

反対に友人が落ち込んでいるときは、話を聞いてあげることも大切です。就活においてはライバル同士になりますが、気持ちを共有し合うことも忘れずに行いましょう。友人と会話をすることで新鮮な気持ちになれれば、それが内定につながる可能性もあります。

【大学のキャリアセンターに相談する】
就活生のなかには、大学のキャリアセンターを利用したことがないという人もいるかもしれません。しかし、キャリアセンターでは学生の就活支援を行っているだけでなく、経験豊富な職員が就活生の相談に乗ってくれることもあります。

友人や家族にも打ち明けられない悩みであれば、キャリアセンターの利用をおすすめします。誰かに相談するだけでも、楽な気持ちになるだけでなく、就活に対する意欲も湧いてくることでしょう。定期的に訪問して、メンタル維持に役立ててみてください。

また、キャリアセンターでは履歴書やESの添削、模擬面接などもしてくれます。利用することで得られるメリットは数多く、就活をスムーズに進めるための技術も身に付くかもしれません。就活で悩んだらキャリアセンターを訪問してみることも大切です。

【就活のプロに相談する】
自分の人生は自分自身で決めるものですが、その過程において誰かに頼ることは間違いではありません。就活がつらいと感じる就活生にありがちなのが、自分一人ですべてを乗り切ろうとしていたり、相談相手を間違っていたりすることです。

そうすると、何が自分に足りていないのか気が付くことができないため、どれだけ対策をしていても内定につながることはほとんどありません。就活で成功する人ほど、就活のプロに相談して適切なアドバイスやフィードバックをもらっています。

自分の足りない部分を改善するためには、プロに相談することが大切です。また、就活がつらいと感じたら、迷わず就活のプロに思いを打ち明けてみましょう。就活のスキルを向上させることができるだけでなく、メンタル的にも支えになってくれます。

【内定直結型の合同説明会に参加する】
内定をもらうことだけを考えてしまうあまり、いろいろな企業にエントリ―をして、頭のなかが混乱してしまっている就活生もいるのではないでしょうか。そこでもっと効率的に内定をつかむためにも、内定直結型の合同説明会への参加をおすすめします。

内定直結型の合同説明会とは、優良企業が数社ほど集まり、1枚の履歴書を提出するだけですべての企業の選考を受けることができるイベントです。また、採用担当者や経営者から特別選考オファーを受け、いきなり本選考に進むこともできます。

さらに、イベント参加後はキャリアアドバイザーが選考をサポートしてくれます。就活についての相談だけでなく模擬面接なども行ってくれるため、スキルの向上につながります。このようなイベントに参加するだけでも、就活のつらさを軽減することができるでしょう。就活でつらいと感じたときは、就活を一旦忘れて気分転換してみることも大切です。どのように抜け出せるのかは人それぞれ違うため、いろいろな方法を試してみましょう。すぐにストレスを感じてしまう人は、気分転換の方法を考えてみてください。

たとえば、好きな音楽を聴くだけでも気分が楽になることがあります。就活で忙しくて読書やスポーツなどをする暇がなくても、音楽なら移動時間に聴くことも可能です。また、音楽にはさまざまな効果があるため、気分を上げたいときなどにも便利です。

ずっと就活のことばかり考えるのではなく、少し休んでみるだけでも心を落ち着かせることができるかもしれません。このように、就活でつらいと感じたら、就活以外のことに集中するなど、頭のなかを上手に切り替えていきましょう。

就活の辛つらさから抜け出すための方法

具体的にどのように抜け出すのかを考えるのが大切!

就活でつらいと感じたときは、就活を一旦忘れて気分転換してみることも大切です。どのように抜け出せるのかは人それぞれ違うため、いろいろな方法を試してみましょう。すぐにストレスを感じてしまう人は、気分転換の方法を考えてみてください。

たとえば、好きな音楽を聴くだけでも気分が楽になることがあります。就活で忙しくて読書やスポーツなどをする暇がなくても、音楽なら移動時間に聴くことも可能です。また、音楽にはさまざまな効果があるため、気分を上げたいときなどにも便利です。

ずっと就活のことばかり考えるのではなく、少し休んでみるだけでも心を落ち着かせることができるかもしれません。このように、就活でつらいと感じたら、就活以外のことに集中するなど、頭のなかを上手に切り替えていきましょう。

まとめ

現状で起きていることに対して「つらい」と思ってしまうことは仕方ありません。大切なのは、その就活がつらいという気持ちから逃げないことです。もちろん、気分転換は必要ですが、何もかもから逃げてしまっては、これまでの苦労が水の泡となってしまいます。

「もう就活したくない」と思ったときは、周りに相談してみてください。友人や家族に話しにくいのであれば、就活のプロへ相談してみることをおすすめします。スキルを向上させるだけでなく、悩みを解決していきながら内定をつかんでいきましょう。

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