新卒採用における志望動機とは?

新卒採用と転職などの中途採用では、志望動機でも求められるポイントが異なってきます。ここでは、新卒採用向けの志望動機についてどういったものが通過対象になるのか考えてみましょう。

中途採用と見られる観点が違う

新卒採用は、ポテンシャル採用であり、即戦力採用ではありません。採用担当者は、就活生の今までの経験などから得た学びが仕事にどう生かされるのか、将来的に自社に貢献できるポテンシャルを秘めた人材かどうかいう視点であなたを見ています。そのため、将来を見据えた採用を行います。
一方、中途採用は即戦力採用の場合が大半のため、業務の経験値を問われます。

新卒採用を受けている大半の学生は、社会人として働いた経験がないので、重視されるのは過去に蓄積されたスキルや経験ではなく、期待できる将来性の有無と会社への適性です。

避けては通れないもの

志望動機はESに限らず、面接でも必ず聞かれる質問の一つです。そのため避けることは絶対にできません。
確実に聞かれる質問だからこそ、熱意将来性をアピールできる内容の志望動機を作って、あなたを採用すべきだと主張すべきです。

新卒採用の志望動機において大切な2つのポイント

志望動機の中で「入社したい」ということをただただ綴るだけでは、他の就活生に勝ることができません。新卒採用の志望動機において、盛り込みたいポイントをご紹介します。

①なぜその企業でなければならないかを伝える

自社になぜ入社したいのかということが1番企業側が知りたいポイントです。
なぜ別業界ではなくこの業界なのか、なぜ競合他社ではなくこの会社なのかということを盛り込みましょう。
他社にはないその企業だけの魅力・共感できる点などを見つけて志望動機に書くべきです。

②企業の魅力だけではなく自分と企業を結びつける

企業の魅力だけを書くと、他の就活生と同じ志望動機にになってしまい差別化が出来なくなってしまいます。一歩でも抜け出すためには、あなたオリジナルのエピソードや強みと結び付けることがポイントになります。その企業と自分を結びつけるようなエピソードや強みがあれば、採用担当者に「この学生は本当にウチに入社したいんだな」というイメ―ジを与えられます。

あなたと志望企業との結びつきを強調することで、他の受験者との差別化を図りましょう!

入社後に何ができるのか/したいのかを伝える

企業への魅力と入社をしたい理由だけではまだまだ弱い志望動機です。採用担当者は学生の将来性を見ているので、入社後に企業に貢献できること、入社後に成し遂げたい夢・目標を加えることで採用担当者はその学生の入社後の姿をイメージしやすくなります。入社後の姿が企業の適性に沿っていれば、高評価を得られるでしょう。

新卒採用の志望動機において大切な2つのポイント

新卒採用における志望動機の4つの書き方

制限のある字数の中で、いかに分かりやすくあなたの志望度を採用担当者に伝えるかが重要です。志望動機の文章構成について紹介します。

①まずは結論から書く

結論を最初に書くことがポイントです。結論から述べることで、相手に話が伝わりやすくなり、読み手の興味を引き付けることができます。結論が最後にある文章は、1度しかあなたが伝えたい点を述べていないため、何が言いたいのか分かりにくく伝わりづらいです。
そのため、文章の構成としては最初に結論、続けて理由と具体例を述べ、最後にもう一度結論で締めくくるのがベストです。

②結論に至った理由を書く

字数によって、書き方を工夫する必要がありますが、結論に至るための理由、つまり自分のエピソード・経験談を盛り込みましょう。志望動機に基づくエピソードを結論に続けて書くことで、読者である採用担当者に入社したい思いが伝わりやすくなります。
エントリーシート―ではどうしても字数制限があるので、詳しく全てを書く必要はありません。面接で深く掘り下げて話せばよいので、エントリーシートでは説明に必要不可欠な部分を簡潔に書きましょう。

③その企業でなければならない理由を書く

もし字数に余裕がある場合は、その企業でしか出来ないことを盛り込みましょう。
結論に至った理由のエピソード・経験談に加えて、他社ではなくその企業でなければいけない理由も含まれると、採用担当者に入社したい思いがより伝わりやすくなります。
内定辞退の可能性が低いこともアピール出来るため、その企業でなければならない理由を書くことは高評価に繋がります。

④入社後にいかに貢献できるのか/実現したいことを書く

入社後に自分がどのような仕事に携わりたいのか、どのような働き方をしたいのかなどを述べましょう。「入社後の野望や夢」を書くことで、学生が将来その企業で働いている姿を採用担当者に想像させることができます。
企業は自社に貢献してくれると判断した人材しか採用しません。また、入社後の目標を述べないと、あなたの「志望企業で働きたい」という熱意を伝えることもできません。向上心が感じられないとマイナスの評価をされる可能性もあります。
その企業に入社していかにして貢献し、何を達成したいのかを志望動機を通じて伝えましょう。

【OK&NG例文】新卒採用における志望動機の例文

良い例①

『健康学を生かした仕事をしたいと思ったからです。在学中は、栄養学を 専攻していました。以前から心と体の健康と食事の関係に興味があり、大学でも集中して学んできました。今後は超高齢化社会を迎え、健康への関心がさらに高まるはずです。大抵の企業は、栄養面のみに注目しています。そこで、貴社の人の心にも配慮した商品開発をおこなっている点に、共感しました。また、貴社の社員にOB訪問をさせていただき、詳しいお話をうかがいました。 その際に、貴社は自分の今まで学んできた知識や経験を活かせる環境があると感じました。全社員が目標を持っている企業だという印象を受けたことも、貴社を志望した理由です。これらの理由から貴社で働くイメージが強く湧き、志望いたしました。専攻である栄養学を、商品開発部で活かしていきたいです。入社後は、貴社の商品開発で活かして貢献いたします。 未熟な点もありご迷惑をおかけするかもしれませんが、意欲と健康に対する熱意は誰にも負けません。』

解説・・・文字数にゆとりがある場合は、わかりやすい構成で書きつつも、自分の思いや志望する企業にしかない魅力を存分に書きましょう。

良い例②

『私が貴社を志望する理由は「顧客との近さ」に魅力を感じたからです。
私はコンサルティング業界を希望しており、学生時代の洋品店でのアルバイト経験から、特に「顧客の目線」に立って働ける会社に就職したいと考えています。
貴社は、同業企業の中でも、現場の業務まで踏み込んだコンサルタント業務に力を入れておられるため、貴社であれば、顧客に寄り添った、質の高い仕事ができるのではないかと思い、応募させていただきました。』
解説・・・字数制限でエピソードを深堀りできない際は、盛り込みすぎないように気をつけましょう。うまく自分のエピソードを企業の魅力につなげることで、自分のエピソード自体は浅くてもカバーできます。

良くない例①将来性が見えない

私は「人々の生活を支える」という目標を達成したいと考えており、貴社の「食事を通じて人々の生活を豊かにする」理念に共感したため御社を志望しました。
貴社の長い歴史の中で培われてきた食事に対する誠実な姿勢を活かした食品製造は、他企業には真似ができないものであり、非常に魅力的な点です。
また、貴社は日本国内のみならず、世界進出もしており世界中の人々の生活を、食事を通して支えていると言っても過言ではありません。
お客様の生活を第一に考えそれを実践してきた貴社でこそ、私の人々の生活を支えるという目標が達成できると考え貴社に志望いたしました。

解説・・・志望企業の魅力をダラダラと語っているだけで、いわゆる「企業のファン」としか捉えられない。
あなたのことが志望企業にどのように貢献できるのかを書き、あなたの将来性を伝えましょう。

【OK&NG例文】新卒採用における志望動機の例文

志望動機の良し悪しで内定は決まる

志望動機一つで、合否が左右されるといって過言ではありません。あなたの入社をしたいという気持ちと、あなたは将来的に志望企業に貢献出来ることを志望動機で採用担当者に伝えましょう。新卒だからこそ、伝えられる思い・熱意があります。「あなたの熱意と可能性が伝わる志望動機」を作成して、希望の企業の内定を獲得しましょう!

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