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自分の強み・自己PRのまとめ方

2015.01.30

今回は自分の強みをどうやって考えるか考え方をお伝えしたいと思います。
 
 
まず、自分の強みとは自分の特徴に過ぎません。

例えば行動力がある人。これは逆に言えば考えずに物事を進めてしまうという弱みでもあります。
自分の特徴は状況によって強みになることも弱みになることもあるということです。つまり、強みを考えるときは自分の特徴が強みとなる状況を考えなければなりません。だから面接ではエピソードを話すことが重要なのです。
 
 
自分の「強み」理解するためのポイントを、下記3例を基に理解しましょう。

Ex1)就職支援の学生団体をしていました。
Ex2)アルバイトではバーテンダーとして仕事をしていました。
Ex3)居酒屋ではドリンクを作ったり料理を運んだりしていました。

3つのポイントに分けて考える

「強み」の理解でポイントとなるのは、「誰に対して」、「どんなことを」、「どのような方法で提供したか」の3つに分けて考えることです。

自分が今までの人生で「成長したな」と思う出来事や行動を上記3つのポイントに分けて列挙すると自分の強みが見えてきます。
 
 
【誰に対して】×【どんなことを】×【どのような方法で提供したか】

Ex1)【大学生・専門学生に対して】×【社会人の考え方を知る場を】×【直接出逢う場を創ることで提供した】

Ex2)【お金を持っている人に対して】×【安心して話せる空間を】×【相手が快適になれるのかを考えながら提供した】

Ex3)【一般サラリーマンや大学生に対して】×【料理とお酒を】×【一番早い方法を考え、判断しながら提供した】

抽象化する

次は3つに分けたものを抽象化します。具体的なものを抽象化することによって、他の具体的な仕事との共通点を把握したり、自分にはどんな仕事が向いているのかを考える範囲を広げたりできます。
 
  
Ex1)【就職前の人、大人数に対して】×【価値観を拡げる場を】×【対面型で、会話形式で提供した】

Ex2)【富裕層、個人に対して】×【無形のものを】×【状況を見ながら、相手の望むものを推測しながら提供した】

Ex3)【知人と楽しみたい個人に対して】×【有形のものを】×【相手に不満を持たれないようなスピードで提供した】

文章をまとめる

3つに分け、抽象化した後は一般的な文章にまとめます。

Ex1)大人数が対面型で価値観を拡げられる場を創ること。

Ex2)個人に対して状況を読み、相手が望むことを推測しながら無形のものを提供すること。

Ex3)個人に対して相手に不満を持たれないようなスピードで有形のものを提供すること。

経験からどんな力を得たか書き出す

そしてこれらの経験からどんな力を得たのか考えてみる。

Ex1)大人数が対面型で価値観を拡げられる場を創ること。
⇒たくさんの人が集うイベントを企画する力が養われました

Ex2)個人に対して状況を読み、相手が望むことを推測しながら無形のものを提供すること。
⇒相手が望んでいることを提案できる力が養われました

Ex3)個人に対して相手に不満を持たれないようなスピードで有形のものを提供すること。
⇒相手の要望に素早く臨機応変に対応する力が養われました。

このように、自分の経験を分解し、抽象化し、得られたものを書くというステップを踏むと自分がどんな強みを持っているのかがわかるようになります。

上記で出した例だけが得られた力ではありません。1つの経験から複数の力が養われることがほとんどです。

そして、その力がどのように仕事に活きるのかを調べていきましょう。

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