就職活動で最初にくぐる門
就活をするときに必ず通る門『自己分析』。
この『自己分析』がどこまで出来るかでES(エントリーシート)や面接での志望動機や自己PRがうまく出来るかどうかが左右すると言っても過言ではありません。
一方、そもそも自己分析ってどうやったらいいの?
振り返っても人に自慢できるようなものなんて持ってないよ。
そう思っている人も少なくないはず。
ご心配なく。
今は社会人の先輩も必ずくぐってきた門。もちろんそんな社会人の方全てが輝かしい功績を残していた人だけではないです。
そういう先輩たちが就職活動をうまく進めて社会で活躍することができているのは、正しい自己分析の仕方をしてきたからです。
就職活動を始める頃までにはみなさんは20年間以上生きています。そしてその20年間という長いストーリーの中であなただけにしか無いストーリーは必ずあるはずです。
今回はそんな自己分析の方法をお伝えします。
【GROWモデル】
自己分析で大切になるのは「GROWモデル」です。訳すると「成長モデル」。
このモデルは頭文字をとってそれぞれ以下のとおりに考えます。
G:目標
R:現状・現状に至るまでの自分の人生
O:目標に向かうまでの選択肢
W:どの選択肢を一番選びたいか
それぞれがどのような要素を持っているかは以下のとおりです。
G:Goal(目標)
まずは自分の目標を定めること。
とはいっても最初から具体的な目標を定めることができる人はほとんどいないと思います。
最初は『何を楽しいと感じるか』『どんな場面で自分は夢中になるか』という抽象的なところから目標となるキーワードを探して行きましょう。
R:Reality(今の自分・今の自分に成るために経た人生の歩み)
今までの事実を見直すこと。生まれてきてから、小・中・高・大学とどのように人生を過ごしてきたかを見なおして、改めて自分の価値観に気づきましょう。
今までの人生で何が楽しく、何が嫌だったかを振り返ってみましょう。
O:Option(選択肢)
今の自分(R)が目標(G)に進むためにある選択肢のこと。
選択肢とは「○○業」という業種で選んでもいいですし、「〇〇年までに主任になって〇〇年までに部長になって目標を達成させる」というキャリアプランで選んでもいいです。
今のR・Gがしっかり描けていれば自然と選択肢は見つかってきます。
W:Will(意思。どの選択肢を自分が本当に辿りたいのか)
選択肢を出し切ったと感じたら、そこから本当に選びたい道はどれか。選んでみましょう。
GROまでしっかりと自分の中で考えることができていれば、自然とどの選択肢が最良かある程度絞られてきているはずです。
GROWモデルは考え続けていくこと
このGROWモデルを真剣に考えていくと、最初に描いていたGoalがより具体的になったり、逆に本当にやりたいことが別にあったと気づくことができます。
一度やったからといってすぐに自分の目標が定まるわけではありません。しっくり来なかったらもう一度見返してみることでそれぞれより具体的に表現ができることに気づくはずです。
このモデルが新たな自分の発見を促す切り口になるでしょう。
まずは何から手をつけていけばいいのかわからないという人は是非このGROWから初めて自己分析のスタートダッシュを切っていきましょう。
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