自己分析で気をつけること
自己分析をする上で気をつけて欲しいのは「ネガティブになってしまうこと」です。
自己分析をすることは、過去の自分と対峙することです。自分自身が嫌いな部分を「なんでそうしたのか?」「なんでそう思ったのか?」と嫌になるくらい考えさせられるため、自分に自信が持てなくなり、ネガティブになり、将来に光が見えなくなってしまうことがあります。
これを回避するには、自分のことを親身になって考えてくれる人やポジティブな友人と一緒に自己分析をすることです。前向きに考えられるようにサポートしてもらう必要があるのです。自己分析とは1人でやるものではなく、誰かと一緒にやるものなのです。
「自分」って何だ?
自己分析の「自己」とは何でしょうか。「自己」とは何か考えたことがある人は少ないと思います。哲学や心理学、コミュニケーションを学んでいる方なら1度は授業で考えたことがあるかもしれませんね。
「自己」を考える上でわかりやすいフレームワークがあります。ジョハリの窓と呼ばれ、就職活動で必ず1度は目にする考え方です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョハリの窓
自分自身が理解している自己は開放の窓と秘密の窓の部分だけです。つまり、自分はそう思っていないが周りの人間から思われている自己(盲点の窓)や、自分も他人も気づいていない自己(未知の窓)も在るということ。
誰かに「○○さんってこんな性格だよね」とか「こんなところあるよね」と言われて、「そんなことない!何言ってるの?」と思ったことはないでしょうか。そういった部分が実は盲点の窓なのです。自分が理解している自己に当てはまらないと、「それは自分ではない!」と排除してしまうものなのです。
だからこそ自己分析は他人とする必要があります。家族・友人・恋人・初対面の他人。いろんな人にいろんな角度から自分について話してもらう必要があります。
自己分析のやり方
では、実際にどのように自己分析を行うか。
1. 自分史を創る
2. 人生の出来事表を創る
3. ターニングポイントでの自分の判断を顧みる
4. 自分が今までがんばってきたことを振り返る
5. 自分の恋愛を振り返る
6. 家族との関係性を振り返る
7. 自分が今までに嬉しいと思ったことを振り返る
8. 自分が今までに嫌だと思ったことを振り返る
9. 自分が今までの経験で得たと思うことを振り返る
10. 自分の価値観・考え方に影響を与えた出来事を思い出す
11. 他人に自分の長所・短所を訊く
12. 仲のいい友達の共通点を探す
13. 苦手な友達の共通点を探す
14. 自分が今までにお世話になった人を思い出す
15. 自分に影響を与えてくれた人物を思い出す
16. 人には言えないことを確認する …etc
いろんな手法があるので、いろんなセミナーに参加して実際にやってみましょう。
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