グループディスカッションに臨む心構え
選考フローの中の定番となっているグループディスカッション。
その目的とは筆記試験、個人面接、集団面接では把握できない候補者の
「協調性」「リーダーシップ」「傾聴力」「周囲への配慮」
といった“対人能力”を把握する事です。
グループディスカッションにおいて企業はこの“対人能力”つまり、他の人間と関わった時にどういうリアクションをとるかを見ています。もちろん対人能力だけでなくロジックや知識などの個人としての資質も測っているので、事前準備もしっかりと行ってからグループディスカッションに望みましょう。
ここでは前者の“対人能力”についてのワンポイントアドバイスをご紹介したいと思います。

① あらかじめグループディスカッションをしやすい環境を整える
当日はぎりぎりに会場に到着するのではなく早めに会場に行き、他の候補者と自己紹介などを済ましておくとその後のグループディスカッションを円滑に進めやすいです。事前にある程度の関係性を作っておくことで緊張を和らげ、本来の自分の魅力をアピール出来るように環境を整えることも意識しましょう。ニックネームを設定しておくと、和やかな雰囲気が簡単につくれるので、オススメです!
② 張り切りすぎに注意
グループディスカッションでありがちな失敗で、張り切りすぎて自分の意見ばかり主張してしまうという点が挙げられます。自分の意見をしっかりと発言することは大切でありますが、冒頭で記述したように企業は「協調性」「リーダーシップ」「傾聴力」「周囲への配慮」などの“対人能力”を見ているという点を忘れないように!
グループ全体でワークを進めるという点を忘れずに、発言できていない人がいたら「○○さんはどう思いますか?」など周囲を気に掛けることも必要です。グループでワークを行っていることの「意味」をしっかりと考えて、グループディスカッションに臨みましょう。
③他人の意見を真正面から否定しない
グループディスカッションでは様々な意見・考え方が出てくるでしょう。その中にはあなたの意見とは正反対な意見も出てくるでしょう。その際に、意見が違うからといって他人の意見を真正面から否定することはご法度です。ただ否定するのではなく、どんな意見でもまず受け入れることが大切です。一度その意見を受け入れた上で自分の意見をしっかり発言するように心掛けましょう。
ここでのキーワードは、“皆が活発に発言できる雰囲気づくり”。グループディスカッションで共にワークをする他の候補者も何かのご縁で出会うことになった人たちです。せっかくならそのご縁を大切にし、良好な雰囲気の中でお互いの良さを出し合って成果を出したいですね。
どんなひとでも意見を出せる状態・雰囲気をつくり、意見を拾い上げた上で結論を出していく過程を見られていますので、独りよがりな状態にならないように状況を俯瞰しながら議論を進めていきましょう。

【まとめ】
いかがでしたか?
グループディスカッションのポイント、わかっていても意外と実践するのは難しいです。自分の意見をしっかりもつことが一番大切ですが、それと同時にこれらのポイントを意識することが大切ですね。
がんばってください!
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