バイトをする前に押さえておこう!就活はどのくらいお金がかかる?

就活を始めるにあたってどのくらいお金がかかるのでしょうか。一般的に言われている金額や主にかかるものについてご説明したいと思います。

◇一般的に10万以上かかる!

就活で必要なものとしては、具体的に以下のようなものがあげられます。

・リクルートスーツ
・ワイシャツ
・ネクタイ
・靴下やストッキング
・靴
・かばん
・交通費(遠方から移動する場合は新幹線、飛行機、高速バス代なども)
・宿泊費(遠方から移動して泊まる場合)
・書籍代(面接対策・SPI対策・会社四季報など)
・履歴書
・証明写真
・切手
・オフィス街での昼食代

一般的に10万円以上かかると言われていますが、地方に住んでいたり、リクルートスーツを何着購入するかなどによって費用は大きく変わります。就活にかかるお金を親から出してもらえる学生がいれば、それまでにバイトなどで貯蓄していた学生もいます。しかし、お金の用意がない学生は、就活や学業に影響しない範囲でバイトをする必要があります。

◇主な出費①服装類

就活中は毎日のようにリクルートスーツ着用するため、1着では足りません。最低でも2着は必要です。同じタイプや色でも構いませんが、女性の場合ズボンとスカートや黒とグレーのような異なるタイプや色を用意しておくと良いでしょう。面接をする企業によってスーツを変えることで印象を変えることが出来ます。
 また、女性の場合はストッキングや歩き回ることによって生じる靴擦れ対策、メイク道具、汗対策など、スーツ以外にもたくさんのアイテムが必要です。

◇主な出費②交通費

就活中は、企業説明会や面接に何度も足を運ぶので交通費が毎月のように必要です。また地方に住んでいる学生や地方で就職活動する学生は他県まで行き来したり、場合によっては宿泊するので交通費と宿泊費が必要になります。夜行バスなど、できるだけお金をかけないようにする工夫しましょう。

◇主な出費③食費

もちろんですが、就職中の昼食費は実費です。企業説明会や面接などが午後にある場合は、余裕を持った行動が必要なので、近くの飲食店でお昼を食べるケースが多いです。オフィス街のランチは学校の食堂と違って安くありません。節約のために、手作り弁当やおにぎりを持参する学生もいますが、作るのに時間が必要なので、就活で忙しく時間がない時は買って済ましてしまうしかありません。

バイトをする前に押さえておこう!就活はどのくらいお金がかかる?

就活中のバイトはどうすればいいの?

では、就活中のバイトはどうすればいいのでしょうか。解決策をご説明したいと思います。

◇辞める必要はない!

休めることが可能な職場であれば、辞める必要はないです。基本的に就活を優先させるため、バイトは休むことをオススメします。就活は自分の今後の人生を大きく左右するものといっても過言ではありません。そのため、「バイトと第一志望の企業の面接日が被って面接に行けない!」なんてことは絶対に避けましょう。

◇約8割の学生が就活中でもバイトをしている

では就活生はバイトをしていないの?と思いますが、実際には約8割の就活生が就活中にバイトをしているそうです。やはり、就活にはお金がかかるので就活をしながらバイトをしている就活生が多いです。
 しかし、就活前と同じ出勤日数や勤務時間というわけではなく
以前より少し減らしてバイトをしているようです。
少し出勤日数や勤務時間を減らした理由としては、説明会や面接など日中の用事が増えたことや履歴書・エントリーシートの作成、面接対策など、事前準備に時間を費やしていると言えます。就活中は、就活について費やす時間>アルバイトの時間になるようにして、できるだけ就活に集中させましょう。就活中にバイトをしようと思う就活生は自分の就活の進捗と比較して、無理せずバイトに週に何日入れるかを考えましょう。

就活中のバイトはどうすればいいの?

就活中にバイトをするメリット

次に就活中にバイトをするメリットはあるのでしょうか。3点ございますので、ご説明したいと思います。

◇就活にかかる費用を賄える

何よりも就活に必要な費用をカバーできることは大きなメリットです。就活と並行して行うので、それほどの稼ぎではありませんが少なくとも3万円以上は稼ぐことは可能でしょう。金銭的な余裕がないと、就活だけではなくプライベートまで大変になるため、バイトを続けることでこの問題からは解放されるでしょう。

◇気分転換になる

2つ目のメリットとして、就活中のバイトはいい息抜きになっていいという声も多いです。就活は集中して取り組むことも大切ですが、ついつい視野が狭くなり、空回りしてしまいます。特に、学校では友達が就活を既に終えていたりして、顔を合わせづらいなんてことがあります。一方バイトは大変な反面、就活のことを忘れられる時間でもあるので、悶々とした気分も吹き飛ばせます。バイト先に親しい人がいるなら、一緒に働き、他愛のない会話をするだけでも気分転換になって、気持ちを切り替えて就活に打ち込むことができます。

◇就活で活きる能力が身に付く

例えば、ホテルや結婚式場などでのバイトでは、言葉遣いや立ち居振る舞いなど接客術が身についたり、コンビニや飲食店などのバイトでは、愛嬌やハキハキとした受け答え、レジでお金を扱う注意力などが身につきます。このようにバイトをすると、さまざまなスキルが身につきます。その身についたスキルが面接に活かされることも少なくないです。
 バイトと希望する業種が同じであれば、バイトで身についたスキルを就活でアピールできる可能性が、より高くなります。たとえ違う業種であっても、バイトで学んだことは1つの経験としてアピールすることは十分に可能です。

就活中にバイトをするメリット

就活中にバイトをするデメリット

メリットがあれば、デメリットもあります。こちらも3点ありますので、ご説明したいと思います。

◇スケジュールの管理が難しい

就活をしながらバイトをすることのデメリットは「スケジュール管理が難しくなること」が挙げられます。就活は企業説明会やエントリーシートの締め切りや選考の日程など把握しなければならず、選考の進み具合によって面接が急遽入ったり、予定が増えることもあります。それに対してバイトは遅くても1・2週間前にはシフトを決めなければいけないことが多いです。急遽変更することがある就活の予定と、早めに決めなければいけないバイトのシフトの調整をするのは難しく、ダブルブッキングになることもよくあります。スケジュール調整の難しさを考えると、就活中にバイトをするのはデメリットになりやすいと言えます。

◇必然的に忙しくなる

当然ながら就活しながらバイトをすることは忙しくなります。就活にバイト、たまに友達と遊んで…毎日毎日予定がパンパンで充実していていいと思います。しかし、1つのことに集中して取り組みたいという人には就活中にバイトをするといた2つのことを同時にすることはオススメしません。

◇バイト先が限られる

バイト先が日雇いか融通の効く職場ではないと就活とバイトと両立は難しいです。
なぜかというと、就活を優先させるがあまり、シフトに全然入れないという状態が続くと、バイト先は当然困ります。シフトを補うために他の人を採用して、その人が週にたくさん入れる人であればバイト先も助かります。もしあなたの就活がひと段落ついてシフトに入れるようになっても、バイト先がもはやあなたを必要としておらず、中々シフトに入れてもらえないかもしれない可能性があります。なので就活中のバイト先は限られると言えます。

就活中にバイトをするデメリット

就活とバイトを両立させるための注意すべきポイント

就活とバイトを両立させるための注意すべきポイントとはいったいどんなことでしょうか。6点ございますので、ご説明したいと思います。

◇就活と学校を優先する

就活中は就活と学校を優先しましょう。就活中にバイトをしていて就活や学業に支障をきたすのであれば、出勤日数や勤務時間を減らしたり、場合によっては辞めることも考えておきましょう。バイトが忙しくて、準備不足のまま面接に行ったり、筆記試験を受けたりしてしまうと元も子もありません。就活>アルバイトといった優先順位を明確にした上で、アルバイトと就活を両立させましょう。

◇バイト先の店長に事情を説明する

シフト調整と同じくらい重要なのが、バイト先の店長に就活中であることを伝えておくことです。大学生を雇っているバイト先としては、就活は毎年のことなので、就活でシフトに入れなくなることは、知っています。しかし、バイト歴が長い大学4年生がシフトに入ってもらえるとバイト先も安心します。なので、事前に店長に「就活が始まるので、勤務日数を減らしたり、迷惑をかけてしまうかもしれないが、就活が終わったらまた復帰し、精一杯シフトに入り頑張りたい」と事情や誠意を伝えておきましょう。そうすれば、バイト先も納得してくれるはずです。

◇必要以上に働かない

面接や選考スケジュールが空いたからといって働き過ぎるのはやめましょう。どうしても忙しい時に手伝って欲しいと言われると入ってしまうかもしれませんが、バイトをしすぎて就活に影響が出てしまったら本末転倒です。就活がない土日祝だけシフトに入るのが多く見られますが、土日に詰めすぎて月曜日からヘトヘトになってしまうなんてこともあります。就活中は、自分の無理のない範囲で、バイトするように調節しましょう。

◇スケジュール管理を徹底する

先ほど述べたように就活中にバイトをすると、スケジュール管理が難しくなります。
なるべく面接がある日にバイトを入れないようにしたり、入るとしても平日の夕方や土日にしましょう。面接やバイトの時間に遅れることはもってのほかです。就活・学校・バイトという3つのバランスをうまく取り、スケジュール管理を徹底しましょう。面接などの日時だけでなく、その日1日の予定を全て頭に入れておくようにしときましょう。就活用に特化したスケジュール帳なども売ってますので、試しに使ってみることをオススメします。

◇体調管理を徹底する

就活が始まると、忙しくなります。いくらお金が必要だからといって、就活・学校・バイトとスケジュールを詰め込みすぎると、どんなに健康な学生でも睡眠不足や体調を崩してしまうかもしれません。企業説明会や面接、試験は誰にも代役はできません。大事な日に睡眠不足や体調不良になってしまうと、十分な力が発揮できない恐れがあります。バイトのしすぎて睡眠不足や疲労がたまったと感じたら休みを取るなど、体調管理に十分気をつけましょう。

◇就活前にある程度お金を貯めておく

これは中々難しい問題かもしれませんが、就活にお金がかかることや、就活が始まるとバイトの収入が減ることを想定して、前もってある程度貯金しておくことが、一番の理想です。そうすれば、就活中にバイトをせずに就活に専念できます。就活とバイトを両立する自信がない学生や親からの資金援助がない学生は就活に向けてコツコツ貯金を始めておくと、いざ就活が始まったとしても安心です。

就活とバイトを両立させるための注意すべきポイント

まとめ

今回は就活中のバイトについてメリットやデメリット・注意点などをご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。就活には多大な額が必要になることが分かりました。就活中にバイトをすることは可能で、気分転換になるメリットやその反対にスケジュール管理が難しくなるデメリットもありました。就活中にバイトをしようと考えている学生はいろんなことを考慮して慎重にしましょう。

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