(1)選考内容

■内容:集団面接
■形式:面接官1人、学生3人
■プレゼン時間:人5分程度
■内容に関するフィードバック:あり
■逆質問の時間:あり
■会場:フューチャーアーキテクト本社ビル内
■形式:パワポーポイントで行なう

(2)自己PRプレゼンテーション選考について

選考の評価ポイントは主に次の3つであると思われる。
①自己PRの内容
②プレゼンテーション
③他の選考の人へのフィードバック

①の自己PR
自己PRに関しては「パワーポイントの資料の質」「論理構成の質」の2つに分かれるように思われる。私はパワーポイント作成にそれなりに時間を割いており、質に関しては同席した他の人よりも、(手前味噌だが)かなり高く試験官からも高い評価を受けた。また論理構成の面だが、要するに「なにしたか」「なぜしたか」「どのようにしたか」の3つをアピールすることが大切であるように思う。同席した他の学生は「趣味」「大学で勉強したこと」「学生時代に頑張ったこと」をプレゼンテーションしていたが、それでは自己紹介にすぎず評価は得られていないように思われた。
自分が高い評価を得られたかどうかを知るための方法は、試験官がどれくらい自分のプレゼンテーションに具体的なフィードバックを行なっているかで分かる。当たり障りのないようなフィードバックしかなければ、内容がイマイチで「つまらない」ということを意味していると思う。私は非常に厳しいフィードバックを受けたが、内定を言い渡された面談では非常に高い評価をしたというフィードバックをその後に聞いた。

②プレゼンテーション
評価ポイントは「メッセージの明確性」「堂々さ」などだと考えられる。一般的なスピーチではなく自己PRなので、自信をもって「何を自己PRするか」を明確に伝える話し方や姿勢が評価に繋がると思われる。

③他の人へのフィードバック
フィードバックとは、ある人のプレゼンテーション終了後に、聞いていた人がその人にフィードバックを行なうもののことである。そのフィードバックの質も試験官によって評価されている。
恐らく「具体性」「的確性」「表現の仕方」などであると思われる。これも内定を言い渡された面接で、内定理由の1つとして「フィードバックが非常に的確で素晴らしかった」というのを聞かされていたので、選考の評価ポイントであると思われる。

(3)自己PR選考の総括

この選考はとてもバランスの良い公平な選考であると感じた。理由は3つある。1つ目の理由が「付け焼刃的なことが出来ないから志望度が見極められる」からである。事前準備がプレゼンテーションの質に関係するので、その場のテクニックではどうにもならず、その人がいかに準備をするかが大切となる。志望度が低い人は準備に時間を避かないために必然的に「辞退」か「準備不足」という目に見える形で現れやすい。2つ目の理由は、面接と同じでプレゼンテーション能力も分かるからだ。事前準備だけではなく「しゃべるスキル」も当然必要でありコミュニケーション能力も評価することが可能だと思う。3つ目は他者へのフィードバックを行なう際に分かる「その人の本当の論理性」も評価出来るからだ。フィードバックでは瞬時に自分の考えをまとめ正確に表現する論理性が必要であるために、「しゃべるスキル」や「パソコン能力」とは別の能力も評価する事ができると思う。

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