【Web面接】カンペって悪いこと?
Web面接におけるカンペって、悪いことなのでしょうか?
そもそもカンペって面接に有効な手段なのでしょうか?
やりすぎない範囲でこそ有効で、やりすぎるとバレるて失敗してしまいますので注意が必要です。
用意した回答を丸読みはアウト
緊張して内容が飛んでしまう学生や暗記が苦手学生はカンペに長文原稿を用意して丸読みしてしまうかもしれません。しかし、面接官は用意したカンペに合わせて質問してくれるわけではないので、想定した質問と多少なりともズレた質問になる可能性があります。それにも関わらず、丸読みする準備をしているとその通りに読んでしまい、結果的に的を得ていないズレた回答になってしまうので丸読みはやめましょう。
対面と同じように臨む
Web面接は全くの別物ではなく、対面面接の代わりです。企業側は志望動機や自己PR、ガクチカを、対面面接と同様に質問してくるのです。つまり、求められていることが対面面接と同じということは、就活生側も対面面接と同じように取り組まなくてはならないのです。お互い貴重な時間を使うわけですから、しっかりと準備して対面でも対応できるようにしましょう。
【Web面接】カンペを使うメリット
Web面接でのカンペは、やりすぎない適度な範囲でこそ効果を発揮します。あくまで補助という認識で使うと、いざという時に役立ちます。
①緊張で伝えたいことが飛んでしまったときに対応できる
初めての面接や志望度の高い面接を受ける時は、非常に緊張すると思います。練習や他の面接ではスラスラ話すことのできた内容が、緊張で飛んでしまうこともあるかもしれません。
そんな時に、カンペにキーワードを用意しておくことでパニックになることもなく、いつも通りに話すことができます。
②複雑な内容を整理して伝えられる
複雑な内容を伝えるときは、きちんとした順序で分かりやすく説明しなければ面接官に伝わりづらいです。仮に頭の中で話す内容を整理しておいても、当日の緊張で違う順序で話してしまったりする可能性もあります。このような場合のためにも、カンペに話す内容と合致した順番にキーワードを書いておくことで対応できます。
③落ち着いて臨むことができる
面接で緊張しても、目の前には心強い味方「カンペ」があります。カンペがあることで、面接官の質問にも落ち着いてスラスラと答えられるかもしれません。カンペの存在が心の余裕を生み、心の余裕ができると、笑顔を作るように意識出来たり、面接官に対する質問も考えながら面接を進めることができます。あがり症の学生であれば、落ち着いて心の余裕を与えてくれるカンペは、強い味方です。
【Web面接】カンペを使うデメリット
カンペを使うメリットがある一方で、当然カンペを使うデメリットもあります。
デメリットを受けないように、しっかりと確認して理解しましょう。
①カンペを使っていることが面接官にバレる
カンペがバレるというのはリアルとは違って、その場で指摘されるわけではありません。しかし、冷酷に結果に反映されます。棒読みになってしまっていたり、カンペが見えてしまったりすとバレてしまいます。
これがカンペの最大のデメリットに当たります。
②対応できない質問が出てくる
カンペの中から回答することを意識していると、カンペからズレた質問がきた場合、頭が真っ白になってしまうことがあります。脳はアドリブに対応していないのです。カンペはあくまでも補助・奥の手くらいに考えておきましょう。
③感情や熱意が伝わりづらくなる
面接に臨む際に、想定質問と回答をあらかじめ用意しておくことは重要です。しかし、事前の準備だけではなく、相手の反応を見て臨機応変に対応することができない限り、それはコミュニケーションとは言えません。面接官は、コミュニケーション能力も見ています。カンペをじっと見ていると、面接官の表情は見えませんし、面接官も自分に向かって話していないということは分かってしまいます。
会話のキャッチボールを意識して、その精度を高めるためには、相手の表情をしっかりと見て、相手に合わせた回答をすることが重要なのです。
④対面面接に対応できなくなる
カンペに頼った結果、一次・二次・最終と選考を進んでしまい、対面面接を控えることとなった場合は大変です。それまでカンペに頼っていたので、対面面接になったらうまく答えられなくて不採用になる、なんて結果で終わりたくないですよね。
「Web面接を通過するためにカンペを利用した。」では、なぜWeb面接に通過したいのか?もちろん対面面接を通過して内定をもらうためですよね。カンペのせいで内定が取れないというのは本末転倒なので、カンペに頼り切って面接を乗り切ろうとすることはやめておきましょう。
【Web面接で勝利】カンペを有効に使うには?
Web面接でカンペを有効に使うことによって、面接通過の確率は上がるかもしれません。しかし、使い方を間違えると面接不合格になってしまう諸刃の剣なのです。面接不合格にならないための、有効な使い方についてご紹介します。
①カンペを用意するならキーワードや注意点のみ!
Web面接に用意するカンペは原稿・文章にするべきではないという話はしましたが、用意するとしたらキーワードや注意点のみです。
例えばサッカー部のことについてのガクチカですと
「1年生のメンバー外 2年生でレギュラー 3年生で大けが」
などの話が飛んでしまった時の対策として、エピソードにおける重要なキーワードを入れたり
「笑顔! 声をハキハキ! 髪触らない!」
などの緊張して忘れてしまいがちな注意点を入れる程度にしましょう。
②カンペの位置はカメラの近くに
仮にカンペを使う場合、カンペはパソコンのカメラ周りに設置するようにしましょう。
Web面接だからこそ、面接官は学生の感情を読み取るために視線をチェックしています。カンペを読む際に下を向いてしまうと表情が暗くなりますし、いかにもカンペを見ながら話しているという態度が分かります。カメラより上に貼っても不自然な視線になってしまいます。よって、出来るだけ自然にカンペを見るためには、付箋などの小さめなメモをカメラの周りに貼ることが効果的です!
まとめ
今回は対面面接やテストではNGであるカンペについて紹介しました。カンペについてですが、企業側もWeb面接の場合はある程度認識しているでしょうし、キーワードや注意点くらいでしたら許容範囲内でしょう。面接に臨むにあたり、緊張で喋る内容を忘れそうという方は、最低限のカンペを駆使して面接を乗り越えましょう。
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