インターンとは?

“インターン”という言葉の語源は、英語の”intern(医学研修生)”からきています。
1906年にアメリカのシンシナティ大学工学部で行われた産学連携教育の一環が発祥という説が有力です。実際に働くことで、実践的な技術を身に着けた学生を育成することを目的としていたようです。

アメリカでは伝統でもあるため、インターンを経由しないと正社員として就職できないことが多いというほど学生のインターンへの参加が浸透しています。
また、インターンは就活生だけではなく企業にとってもメリットがあります。

インターンとアルバイトの違いとは?

“結局のところアルバイトと同じじゃないか”と思う就活生は少なくないかと思います。アルバイトに対してインターンが異なっている点としては、アルバイト以上の”責任ある仕事を任せてもらえるケースがある” ことではないかと思います。下で紹介しますが、特に中長期的なインターンの場合、成果を出すことができれば、入社2~3年目にならないとできないような仕事を任されたりもします。

もちろん捉え方も人それぞれかと思います。”給料に見合わない働き方だ”と思えば確かにそうですし、反対に”自己成長に繋がる”と言われれば確かにその通りです。

インターンには種類がある!

インターンには幾つかの種類があります。主に下記の3つです。

1dayインターン

企業側からすると、本選考で就活生と対面したほうが多くの就活生に出会えるのは事実です。それに対してインターン中に会える学生はせいぜい数十人~数百人程度な上、一日だけなので就活生一人一人を見ることは難しいです。一般的に選考に直結しないことが多いです。
こういったことから、企業としても本気で採用したいと思ってインターンを開催しているのではなく、どちらかというと就活生と触れ合う時間を増やすためととらえたほうがいいでしょう。

短期インターン

企業側からすると、1dayインターンと比較すると一人一人の就活生を見る時間を多く確保できます。多くの場合、選考と関係していることが多く大学3年の夏~冬あたりに開催されます。
場合によっては書類選考の免除や一次選考免除など選考に大きなアドバンテージとなることもあります。

長期インターン

短期インターンよりもさらに長い期間インターンとして企業で働きます。短期インターンと同様に選考に関係することが多いですが、それだけではありません。
企業側としては、学生が経験を積める場を提供することを目的として開催することが多いです。ここで少し注意したほうがいい点としては一部の会社で学生を安い労働力としてしか見ていない会社もあるという点です。こういった点が少しでも感じられたらやめといた方がいいかもしれません。

選考に直結することも

もちろん全てのインターンが選考に直結するわけではありませんが、場合によっては非常に重要となるケースもあります。ここ最近(2020, 2021年度)では原則全てのインターンが内定に繋がるととらえたほうがよさそうです。特に中長期的なインターンの場合は気合を入れて参加したほうがよさそうです。

何故なら、2019年以前は経団連ルールの中に”インターンを選考に直結させてはいけない”というものがありましたが、2021卒からこのルールがなくなったためです。インターンに参加していない学生は応募すらできない企業もあったりするくらいです。

そして、2020, 2021年卒からは”就活解禁”といった概念がなくなります。さらにはコロナの影響もあり採用活動をしている会社自体の母数が減ることが予想されます。こういったことからインターンに参加するのは就活生にとって基本的にマストであるともいえます。

企業としては、学生と直接会う時間を割くことで会社にとってふさわしい人材なのかどうかを吟味したいものです。

選考に直結しているケースの場合は既に選考が始まっているととらえて心して臨んでください。参加できた場合は丸一日が面接となります。ここで”採用したいな”と思ってもらえた場合、内定に一気に近づけます。”優秀な学生”として名前を覚えてもらうためインターン先の社員さんと連絡先交換など繋がりを作るようにするといいでしょう。

殆どの人(6割弱)はインターンに参加するとの結果も!

リクナビが行った調査によると、2019年の内定者1239人に実施したアンケートでは62%がインターンシップに参加したという結果が出ているようです。

引用:リクナビ⇩
インターンシップ基礎知識ガイド

海外でもインターンか可能?

現代社会は変化のスピードが速く、日本国内でも海外のインターンに参加できるケースは増加傾向にあります。

とはいっても当然、海外のインターンに参加するメリットもあればデメリットもあります。

海外インターンに参加するメリット

海外でインターンをするメリットは、下記のようなものではないでしょうか。

世の中を俯瞰して見る姿勢が付くこと
もちろん、単に留学したというだけでは世界の情勢を理解するのは少し難しいかもしれません。意識が高いことが前提になるのは当然と言えば当然ですが、海外インターンを通じて留学先の国の働き方を実際に体験できるので、自分が将来海外勤務の選択がある会社に本当に行きたいのか否かの決断にも繋がります。

インターンに参加した国の文化が自分に合っていたとしても仮に合わなかったとしても実際に海外で働くわけなのでインターンを経験していない人に比べれば海外は実際どうなのか俯瞰して見る姿勢はつくと思います。

外国語をベースに仕事ができること
海外に興味がある、グローバルに働きたい就活生にとっては、英語を活かして仕事ができるのは大きなメリットなのではないでしょうか。特に、最初から英語ができる就活生ならば指数関数的に英語力を伸ばすことも可能です。
とはいってもそこまで英語力がなくともインターン自体は参加できるのです。こういった学生は語学学校が提供するインターンに参加するのがおすすめかもしれません。

就活が有利になる
グローバル社会と言われるだけ、世界はグローバル化してきています。
インターネットの普及により海外といっても昔と比べて距離が縮まりました。
こうしたことからグローバルな人材を求める企業が年々増加傾向にあります。

最近ですと、小学生での英語教育が義務化される、小学生のうちから英語の習い事をさせたりする意識高い系の親御さんも増えてきています。

こういったことがメリットとしてあげられます。

海外インターンに参加するデメリット

大学の単位が取れない(授業に参加できない)

海外に一時的に住むことになるので、当然大学の授業には参加できません。長期休暇で完結するのであれば大丈夫ですが、そうではない場合もあります。単位が危ない人は長期休暇中の海外インターンに参加するといいでしょう。

(地域によりますが)日本語が通じないことも

日本人が比較的多い地域もありますが、少ない地域であれば当然日本語は通じません。最初から英語がかなりできるのであれば先ほども述べたように指数関数的に英語を伸ばせるかもしれませんが、最初からできない人の場合、語学力が伸びるというよりも苦労することの方が多いでしょう。

インターンへの参加方法(国内の場合)

ここでインターンシップの申し込み方法について軽く紹介したいと思います。就活を進める上で参考になれば幸いです。インターンシップへの参加方法は主に下記の4つに分かれます。

就活媒体(リクナビやマイナビなど)

就活生にとっては定番なのではないでしょうか。”とりあえずみんなが参加してるから自分もやってみよう”と意識が低めの就活生でも気軽に始められます。
また、就活生専用のページなども用意されているため、他の就活生の口コミや社員の声などの就活に有益な情報も得られるのが非常に大きなメリットといえるでしょう。
しかしながら、多くの就活生が使っていることから応募者が多くなり、競争相手が必然的に多くなってしまう点が少しデメリットかもしれません。

企業のwebサイトから

就活生の多くは上でも紹介したように、マイナビやリクナビといった求人媒体からインターンシップにエントリーすることが多いでしょう。しかし、そうした媒体がなくとも会社のホームページから直接インターンにエントリーすることも可能です。
ここで注意しなければならない点が少しあります。企業のwebサイトはあくまでも会社(個)の媒体です。したがって、選考を受ける都度個人情報の入力が必要になります。
こうしたことから、一度作成したプロフィール情報を作ってしまえば後はそれを使いまわしできない点でリクナビやマイナビなどの求人媒体とは異なります。
とはいっても企業のwebサイトからエントリーする場合、一社一社個人情報を書かなければいけない手間はありますが、多くの就活生はリクナビやマイナビなどの求人媒体を使用していることが殆どなので、リクナビやマイナビなどの求人媒体を使うよりも競争相手が少なくなるのがメリットと言えるでしょう。

大学のキャリアセンターから

大学のキャリアセンターを使うのもいいでしょう。大学のキャリアセンターの良いところは、web上では中々応募できない会社へのインターン情報を扱っているケースが多いということでしょう。大学では法人との横繋がりなどもあって就活生にとっては見つけにくい企業を見つけるきっかけとなる可能性があるのが大きなメリットです。
また、気軽に相談などを聞いてくれるスタッフの方などもいることが多いので無難と言えるでしょう。

大学の先輩(OB・OG)から

少し意識が高い就活生向けかもしれません。将来具体的にどういうキャリアを積んでどういう職種でキャリアアップしていこうか具体的に決まっていないと取りにくい選択かもしれません。
実は、大学の先輩伝手に応募するのが選考において非常に有利なのです。
大学の先輩ということなので、自分と似た境遇で大学生時代を過ごしているはずです。ですので自分にとって一番参考になる人生の先輩といえると思います。それだけではなく、企業の人事に繋いでくれるケースもあります。

⇩インターンに参加しようと考えている人はこちらの記事も合わせて読むといいでしょう
(20卒版)
【20卒必見】インターンシップに参加する上で重要なこと
(19卒版)
【19卒必見!!】インターンで重要なこと

⇩こちらの記事では実際にインターンに参加した人のインタビューを紹介しています。
就活生が長期インターンに行くべき5つのメリット~インターンシップ体験記~
【実録】インターン10社行って、彼女見つけたった

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、就活生が知っておくべきインターンの実践的な意味や種類についていくつか紹介しました。アメリカでは昔からインターン→選考→採用の流れといった具合に就活生の間で広く浸透していましたが、日本でもインターンに参加するのが前提で選考に直結することが殆どになる時代が来る可能性が高いです。特に中長期的なインターンに参加できる場合、選考は既に始まったと気合を入れて参加した方がよさそうです。

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