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【人生が変わる本!】就活という人生の転機で読むべきオススメ書籍

2017.02.26

今回は私が皆さんに読んで欲しい本をいくつか紹介していこうと思う。
先に断っておくと、今回ここで紹介する本は就活対策本などのような類の物ではない。
《人生の大イベント》であるこれからの皆さんの生き方の方向性の60%が決まる重要な就職活動の時期を通して、ぜひ皆さんに読んで欲しいものである。
余談だが、就職活動を「単なる大学生活中にある1つのイベント」と捉えている人は多いかもしれない。「大学受験で人生の大半が決まる」とご両親から言われてきた方も多いかもしれない。
しかし今の時代は、ご両親の時代とは大きく異なっている。
良い大学を出ても、良い会社に入れる保障はない。
良い会社に入っても、その会社が安泰という時代ではない。
会社に入っても、クビになる可能性はいくらでもある。
皆さんが老後の時は、国や会社が面倒見てくれるという時代でもない。
私はプロの採用コンサルタントとして、多くの企業の新卒の採用、みなさんのような新卒入社の人の最初の配属先の決定、更には転職採用のサポートまで幅広く会社の支援をしている。
その仕事を通じて感じるのは、時代に対する正しい認識と見通を持っていない人、今の時代には様々な働き方の選択肢があることを知らずに入社してしまう人が多いということだ。
就活を行なうみなさんには、是非その過程で色々な視点を持って欲しい。そのような思いから今回2冊の本をご紹介するもし興味に惹かれるものがあれば、ぜひ読んでみて欲しい。

■オススメ書籍①:「ワークシフト」

(著者)リンダ・グラットン
(出版)プレシデント社

《オススメのポイント》

この本は働き方の「先」を見据える本である。あなたが結婚し家庭を持っているかもしれない10年後、あなたはどのようの働き方をしているだろうか?この本では10年後の社会で生き残るには何をすべきなのかを教えてくれる、就活生必読の本だ。
 米デューク大学のある調査では「2030年には今の職業の60%以上が、テクノロジーやロボットに置き換わってしまい、今の子供たちのほとんどは今存在しない職業に就いている」という調査を発表した。今回紹介した本では、ではどうするべきか?ということも示してくれている。
いますぐ働き方が変わることはない。しかし気付かないうちに現実として起こっている。スーパーのレジ打は機械に取って代わっており、高速道路の料金所は機械に取ってかわった。デジタルとテクノロジーが発展し、グローバル化した社会では、今後起こることを認識することが、あなたの仕事や会社選びのヒントとなるだろう。

■オススメ書籍②:「裸でも生きる」

(著者)山口絵里子
(出版)講談社BIZ

《オススメのポイント》

感動必須のこの本は、就職活動で辛くなった時のあなたに勇気を与えてくれる。この本の著者で起業家の山口絵里子さんの人生は壮絶なものだ。就職活動では時として自分を一度は見失うことがある。しかしそれは真剣にやっていればこそ誰でも通る道である。
 そうした辛い状況、誰にも相談出来ない状況になってしまった時にこの本を読むと、もう一度頑張ろうと思えるはずだ。人は頑張れるし、頑張った分だけ挫折も大きくなることもある。しかしそれは必ず大きな次への前進となることを、山口絵里子さんの人生を通して感じる事が出来るだろう。そして必ず勇気を貰えるはずだ

以上私が就活生にぜひとも読んで欲しい2冊だ。就職活動は人生の転機であり、あなたの持つ本当の価値観を知る大きなチャンスでもある。ぜひこの2冊があなたの就職活動のヒントになれば幸いだ。

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