大学時代に力を入れて取り組んだことを3つ挙げてください。(150文字以内)

私が大学時代に力を入れて取り組んだことは以下3点である。1、ゼミ長としてゼミ全員での15万字の共同論文執筆を達成したこと。2、大学2年次に国家資格である通関士を取得したこと。3、飲食のアルバイトにおいて、売上全国1位の店舗マネージャーとして4年間、従業員をマネジメントしたこと。

上記でお選びいただきました取り組みに関して、活動期間、役割、人数等具体的なイメージができるように内容を教えてください。(250文字以内)

【ゼミ長として15万字の共同論文執筆を達成したこと】私はゼミ長を務めており、11人で約半年間、アメリカ覇権についての論文に取り組んだ。私はリーダーとして、具体的に、ミーティング場所の確保、当日のアジェンダを決める等の議論のファシリテイター役、ゼミ生1人1人の相談役としてチームを取りまとめた。この経験を通じて、「組織で1つのことを成し遂げる際、私なりのリーダーシップを発揮することで、最も良い成果を愚直に追求し、全員を1つの方向に向かわせることができる主体性」という強みを得ることができた。

その取り組みの中で感じた課題や問題、および感じたきっかけ・背景について教えてください。また、その後どのような行動を取ったのかについても教えてください。(400文字以内)

【困難や背景】1、ゼミ長として論文について最も理解しておく必要があったこと。2、今まで書いたことのない規模の論文であったため、進め方がわからなかったこと。3、ゼミに対する優先順位が各々異なり、長期にわたるモチベーションの維持が困難であったこと。4、締切への焦りや予定通り進まないことに全員が苛立ちを感じていたこと。【手段】1、自分だけの論文ではないので、1人で背負わず、他の人に明確なタスクを分担した。その際、論文の原動力になる人を使いこなした。2、進行状況をクラウドで共有し、各自が現在何をしているのかを常に把握させた。また、可視化することで全員に論文を構造的に仕上げなければならないという意識を持たせた。3、このメンバーでやり遂げたいと思ってもらうことを最優先し、本音を共有する場を多く設け、自分らしくいられる雰囲気作りに励んだ。4、巻き起こった議論のボトルネックを整理し、質の高い議論を進めた。

◎ワンポイントアドバイス

東京海上の面接は、その学生の本質や本音に迫ろうとする面接であり、奇抜な質問や圧迫面接などはほとんどないのではないかと推測する。それは私が実際に面接やインターンシップ、OB訪問を経験してこの企業の社員の方の誠実さに触れたからこそわかったことである。
面接はこのエントリーシートで書いたことをかなり深堀される。そのため非常に大切な選考資料である。そのエピソードの凄さや壮大さは一切関係ない。そのエピソードの中で、自身がどのように考え行動し、なぜそのような取り組み、解決をしようと思ったか、それを通じて何を学び、その後どのような行動を取ろうと意識するように至ったかを聞かれるということを念頭においてエントリーシートに書くエピソードを選ぶべきである。

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