書き出しを工夫するメリット

自己PRの文章の中でも、ひときわ重要なのが『書き出し』です。書き出しがよく書けていると、採用担当者の心証も良くなります。

なぜ書き出しがそこまで重要なのでしょうか。書き出しを工夫するメリットについて解説します。

【良い第一印象を与える】

書き出しがうまいと、良い第一印象を採用担当者に与えることができます。企業側は、採用希望者のことを全く知りません。名前や住所などの基本情報や、学歴や資格といった基本情報からは、その人の人格までは読み取れないでしょう。

自己PRや志望動機は面接官にとって、採用希望者を初めて知る機会といえます。その最初の一文によって、どのような人なのかが判断されるのです。

人と人が直接会う場合でも、第一印象は重要な意味を持ちます。これは文章やスピーチでも同様です。そのため自己PRの書き出しは、第一印象を良くするために重要なのです。

【読みたい気持ちにさせる】

映画や小説で想像してみてください。冒頭が面白ければ、その後の内容も見たり読んだりしてみようと思えるでしょう。これは、自己PRでも同じです。

採用担当者は多くの学生の自己PRを見ます。その中でより自分に注目してもらうには、書き出しを工夫することが大切です。書き出しで興味を持ってもらえれば、その後の話についても関心を持って見てもらえる可能性が高まります。

逆に書き出しが魅力的でないと、その後に興味が持ってもらえず、流されてしまうこともあるでしょう。書き出しを工夫することで、採用担当者が自己PRを読む際の姿勢が変わってくるのです。

書き出しを工夫するメリット

自己PRの書き出しで意識すること

良い自己PRは読み手の心を惹きつけ、企業に対し自分を印象づけることが可能です。

では実際に書き出しは、どのようなことを書けば良いのでしょうか。自己PRの書き出しで意識して欲しいポイントを解説します。

【最初に結論を述べる】

書き出しは第一印象を決める言葉であるのと同時に、全体の中でも最も印象に残る部分です。『結論』を最初に書くことで、自己PRで主張したいことをより印象づけることができます。

結論を書かずに過程や前提条件を述べると、結局最後まで何が言いたいのか分からないまま、担当者は自己PRのほとんどを読まなければいけません。文章の中盤など中途半端な位置に結論を書いても、流れでスルーされてしまう可能性も高まります。

結論は書き出しで述べるように意識しましょう。

【注目してほしいポイントを伝える】

結論とは、『注目して欲しいポイント』『自分が自己PRで最も言いたいこと』です。長所やその会社に入って何がしたいか、自分はどのような人間なのかといった要素を、結論として端的に述べましょう。

「私は〇〇が長所です。なぜなら~」と入っていくのが、自己PRを記述する上での基本となります。ポイントは簡潔に、分かりやすい言葉で伝えましょう。

【ネガティブな言葉は避ける】

ネガティブな言葉から書き出すのを避けるのもポイントです。ネガティブな言葉から書き出すと、第一印象もネガティブなものになってしまいます。

例えば、「私は思慮が浅いところが欠点ですが、その分思い立ったら迷わず行動する思い切りの良さが長所です」と書いたとしましょう。この場合、「欠点ですが」までの部分は省略しても問題ないはずです。

ネガティブな部分は短所などを聞かれたときに答えれば良く、自己PRでわざわざ述べる必要はありません。

知らないうちに相手にネガティブな印象を与える言葉選びになっていないかも精査しましょう。「一つの物事にあまり執着しません」は飽きっぽいイメージを与えますが、「新しいことを取り入れるのが好きです」とすればポジティブに受け取られます。

自己PRの書き出しで意識すること

効果的な書き出しを作るコツ

書き出しをより印象的に見せるための効果的なテクニックを解説します。紹介するテクニックをぜひ実践してみてください。

【ありきたりではない表現を使う】

採用担当者は、多くの学生の自己PRに目を通しています。ありきたりなフレーズは「またか」と思われ、あまり印象に残りません。

ありきたりなフレーズは、違う言葉に置き換える工夫をすると良いでしょう。例えば「忍耐力がある・我慢強い」はよく使われるフレーズですが、「どんなに難しいことでも1度決めたら最後までやり通す」などと置き換えることで、担当者に新鮮さをアピールすることにもつながるでしょう。

他の学生が使っているようなありきたりな表現は避けて、自分の言葉を用いてみてください。

【言い切りで書く】

書き出しは言い切りましょう。「~と思います」「~ではないでしょうか」などとしてしまうと、自信がなさそうな印象を与えてしまいます。

また、断定できなければ「実際は違うのではないか」という疑問の余地が生まれてしまいます。自己分析が足りていないと思われてしまうこともあるかもしれません。

いずれにしても、言い切らずに書くことは決して良い方向には働きません。自信を持って堂々と言い切るぐらいのつもりで書きましょう。

【自分にキャッチコピーをつける】

ありきたりな書き出しを避けるとともに深く印象づける方法として、自分にキャッチコピーをつけるという方法があります。

・「私は効率的なめんどくさがりです」(手間のかかる作業を効率化するのが得意)
・「私は100の挫折にも屈しなかった人間です」(挫折やトラブルに強い)

見慣れないキャッチコピーは、担当者に興味を持ってもらうことができるでしょう。キャッチコピーをつけるポイントは、意味が推測できること、分かりやすいこと、簡潔なことです。相手にきちんと意味が伝わるかも意識しましょう。

効果的な書き出しを作るコツ

自己PRをブラッシュアップするコツ

自己PRが作成できたら、そこで終わりにせずにブラッシュアップをしましょう。どのようにブラッシュアップをすれば良いのか、方法を紹介します。

【人に添削してもらう】

まずは、自分以外の第三者に添削してもらいましょう。自分自身でのみ推敲していると、どうしても主観的な部分や人に伝わりにくい部分をスルーしてしまうことがあるためです。

第三者の添削を受けることで、文章が客観的になります。添削が難しい場合は、見て意見をもらうだけでも大丈夫です。

ただし、あまりに多くの人に依頼すると、誰の意見に従えば良いのかが分からなくなってしまうため、相手を絞りましょう。業界に理解がある人や文章力が高い人が理想です。

【添削サービスを利用する】

外部の添削サービスを利用するという方法も有効です。自己PRを読み慣れている人や、添削慣れしている人にチェックをしてもらえます。

大手就活サイトが無料で行っている場合もありますし、より専門的な就活エージェントからアドバイスを受ける方法もあります。

ただし、AIなどの自動添削は誤字脱字のチェックはできても、文章のニュアンスや内容については掘り下げることができないので、参考程度に留めましょう。

自己PRをブラッシュアップするコツ

自己PRは書き出しに力を入れよう

自己PRはエントリーシートや面接の中でも、自分をアピールするために特に重要な項目です。その中でも書き出し部分は、自己PR全体の印象を左右します。

自己PRの書き出しは、『結論から書くこと』『アピール部分を簡潔に書くこと』を意識しましょう。ネガティブな言葉を避け、キャッチコピーなどを使うと有効です。

自己PRが書き終わったら、自分以外の第三者に添削してもらって文章に客観性を持たせましょう。魅力的な書き出しの自己PRは採用への近道です。

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