志望動機が薄いのはなぜか

こんにちは。

就活生から「志望動機」について相談を受けました。

「志望動機が薄い気がするんです。。。」

その通りです。現在の志望動機はかなり薄いはずです。

なぜか。

単純に、その会社や仕事の理解が薄いからです。

「その会社や仕事を理解する」とはどういうことか

受けたい企業がどんなお客様に対してどんなことをどんな風に提供するのかわかりますか?

お客様を具体的にどうやって探すのか?
お客様から具体的にどのような相談を受けるのか?
お客様の悩みを解決する案を具体的にどのように作り込むのか?
その解決案を具体的にどのように実施していくのか?
社内の人間とは具体的にどのように関わるのか?
社外の協力者とは具体的にどのように関わるのか?
お客様とのやりとりの中で難しいのは具体的にどんなことか?

こういったことがわかるでしょうか?

志望動機は最初の面接や説明会に行く前のエントリーシートでは正直薄いはずです。当然です。説明会にすら行ってないのですから。

ですから、例えば「広告業界に興味があって受けました」レベルになってしまうのは仕方ないのです。しかし、なぜ広告業界に興味があるのかくらいは自己分析した内容を記載しましょう。
(注:できるだけ志望動機を濃くする努力をするという前提での話です)

志望企業だけではなく他社の説明会・選考を重ねることでも志望動機は濃くなる

志望動機は選考が進むにつれどんどん濃くなっていきます。
それは、選考の途中で社員や面接官に対して具体的な仕事の内容を質問していくからです。

社員の方がどんなやりがいを持って仕事をしているのかなども大切です。
会社はどんな考え方を持って仕事をしているのかなども大切です。

例えば恋愛に置き換えて考えてみてください。

「今の人生にやりがいを感じていますか?」

と相手に聞いて、「はい」と聞いたら結婚できるのでしょうか。
相手は今の人生にやりがいを感じているのかもしれません。
しかし、休日も仕事をしていて、二人でいるよりも仕事の方が楽しいと言うかもしれません。友達は異性ばかりで、いつもでれでれしているかもしれません。

相手と長く付き合っていくには、休日だけでなく日常何をしているのか。どんなことに興味があるのか。どんな趣味を持っているのか。どこに行くのが好きなのか。どんな交友関係を持っているのか。

こういった具体的なことを聞く(または調べる)はずです。

就職活動においても、もし自分がその会社に入ったときに、具体的にどんなことをするのかイメージする必要があります。

会社によってお客様は違います。
会社によって解決できることは違います。
会社によってお客様との関わり方は違います。

自分がその会社に入ったら具体的にどんな風にどんな仕事をしていくことになるのかを説明会や選考で質問することで、その企業をなぜ選ぶのかということが具体的に濃くなっていくのです。

今はまだ志望理由が薄い人も、説明会や選考を重ねる中で志望理由を濃くしていってもらえればと思います。

あわせて読みたい記事はこちら!

新規会員登録はこちら
ページトップ