①インターンに参加
インターンに参加する学生は年々増加傾向にあります。
2019年のマイナビが行った調査によると、インターンに参加する学生は2014年~2019年で32.1%から78.7%と大幅に増えていると結果が出ています。
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もはやインターンに参加するのは当たり前になってきているといえます。
インターンに参加することで、仕事への理解や自分への理解、仕事に必要なスキルは何なのかといったことに加え、社内の人とのコネができるので参加するに越したことはありません!
昨今の状況下で説明会・イベントの実施は基本的にオンラインでの取り組みが多く、
今後の就職活動では、
「企業とのリアルで接点できる回数が減る」ことはほぼ確定です。
すなわち、「企業研究の難しさが今までよりも上がる」でしょう。
なぜなら、WEB記事や書籍などから得ることが難しい「社風や人柄といった言語化がしにくい情報」や「対面でなければ話しにくい情報」があるからです。
今ある機会をどのように活用するかということが、企業、学生の相互理解を深めるカギになりそうです。
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②自己分析と企業研究
<自己分析について>
自己分析は自分を理解することでもあります。これまでの人生から自分の興味関心や能力、価値観などを深堀していきましょう。
例)"自分はこれまで何をしてきたのか"“なぜそれを選択したのか"“どう行動したのか"“経験から学べたことは何か、また社会でどのように生かすか"など
<仕事研究の進め方について>
1.業界研究
しっかりと自己分析をしたうえで自分が活躍できる領域は何なのか、幅広い視点で見ていきましょう。
日本における会社の数は約410万社あると言われており、
就活生が知らないだけで世の中には多くの業界・業種があります。知らずして就活を終えてしまってはもったいないですし後々後悔してしまいかねません。
2.企業研究
業界は同じであっても企業ごとにその会社の社風や強み、軸となる技術や人脈など、その特徴は様々です。いざ面接会場に行って""なぜ弊社を志望したのですか""といった質問に対してスムーズに説得力のある回答ができるようにしっかり準備しておきましょう。
3.職種研究
企業ごとに様々な職種がありますので、どのような仕事を選択し自分のキャリアとしていくのかしっかり考えておきましょう。
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③自己PR、志望動機の作成
自己PRでは自分の長所をいかに魅力的に見せるかがカギとなります。これまでの経験から自分の強みとしてアピールして面接官に刺さるエピソードをピックアップしておきましょう。何事も下準備が大切です。
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④エントリー
先程も申し上げましたように、就活生にとっと最も怖い""無い内定""にならないように幅広い企業にエントリーしておきましょう。
ディスコが2020年に行った調査によると2020年の平均エントリー社数は26.9社だそうです。
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⑤面接
面接は大きく分けて個人面接、集団面接、グループディスカッション、プレゼンがあります。
現在は、WEB(オンライン)面接も主流になっています。
面接のコツに関してはこちらで紹介しています!
・個人面接
個人面接とは一人の学生に対して一人の面接官、または複数の面接官で行われます。学生一人にスポットライトが当たるので会話はじっくり行われることが多いです。
一次面接や二次面接、最終面接などありますが、人事担当者や現場担当者が面接官を務めることが多いです。
個人面接は、受付→待機→入室→面接→退室という流れになります。
面接時間は30分~1時間程で行われます。
会場には10分前までには着いておいてください。会場に着いたときから面接はスタートするのでくれぐれも遅れてしまわないように余裕をもって着いておきましょう。会場到着前後には会場外のトイレなどで念のため身だしなみを整えるなどしておきましょう。
・集団面接
ある意味、個人面接よりも難しいといえる集団面接。あらかじめしっかりと準備して聞かれる質問を知っておきたいと思う学生は少なくないのでしょうか。
集団面接は4~5人のグループで行われる面接のことで、候補者の中から必要ない学生をふるいにかけて落とすために行われます。選考が進んでいくと個人面接になるケースが多いです。
採用側としては大勢の面接ができる上に他の学生と比較したときに何が優れているのか優劣をつけることができるメリットがあります。
しかしながら、1時間弱で終わることが多い集団面接では各個人に割り当てられる時間は10分前後となってしまいます。
そのため、短時間で自分をいかにうまくアピールできるかが高評価へのポイントに繋がります。
話が長すぎてしまうと低評価に繋がってしまうので、話を簡潔にまとめておきましょう。
・グループディスカッション
グループ面接は就職活動の一次面接で使われる面接方法です。2~6名ほどの応募者と面接官が一つの会議室などで面接を行う形式をとります。
個人面接と比較して他の応募者と比較されやすく、比較できる応募者が近くにいるため、面接官にとって応募者同士を比較するのが容易です。
そのためいい点と悪い点が目立ってしまいます。グループディスカッションではただ印象に残ることや面白いことを発表するだけではなく、協調性やチームでのやり取りや役割が見られているということを意識して選考に臨みましょう。
・プレゼン
経験が少ない人にとってプレゼンと聞くと、不安になるかもしれませんが基本を押さえていくと案外そうでもないものです。最初は緊張してしまうかもしれませんが回数を重ねていくうちに慣れてくるものです。
通常の面接と違い、面接官は”聞き手が理解しやすい論理的な説明ができているか”を見ています。プレゼンの機会はビジネスの場でも登場するのでその基礎ができているのかも確認しています。
・WEB(オンライン)面接
WEB面接は、企業の面接担当者と学生のパソコンやスマートフォンなどのデバイスを利用して、インターネットを介して行う面接のことです。
流れとしては、個人面接や集団面接と同じです。
従来の対面面接とは異なり、会場に足を運ばなくても面接ができるため、特に地方学生は効率的に就活を進めることができます。
しかしWEB面接を成功させるためには、インターネット回線を整えること、バッテリーの残量など技術的に注意する点があるので事前に確認しておきましょう。
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⑥内定
"内定"とは、労働者と使用者の間で入社してから雇用契約についての合意が取れたということを指します。
つまり、内定が成立した時点で労働者と使用者の間には契約が結ばれたことになります。内定は企業が送った内定通知に承諾の返信をしたときに成立します。多くの場合、電話やメールで行われます。場合によってはその場で承諾書を書くケースもあり様々です。 内定承諾の通知を頂いたときはすぐに連絡をとりましょう。遅くとも翌日に返信するのがのぞましいです。
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⑦入社
内定承諾書を書き終えたらいよいよ入社です!
社会人は最初が大事です!新社会人生活に備えて下記準備をしっかりしておきましょう。
・入社後の会社の動きを抑えておく
入社前に企業分析を行っていたとしても内定後とン入社前で少々情報が変わっていることもしばしばあります。こういった状況で入社を迎えてしまうと入社後に違和感を覚えてしまいかねないので、内定を得てから入社までの情報については常にアンテナを貼るようにしておきましょう。
・朝型の生活習慣に慣れておく
学生のうちは昼夜逆転の生活を送っていた人もいるかもしれません。しかし、いざ社会に出てみると寝坊しないというだけではなく、体調を確保したうえで早起きし、生活習慣を正して生活を送る必要があります。入社後は新しい環境になりますので当然覚えることも多いです。また、初めのうちは思っていたよりも疲れることが多いです。
最初にコケてしまわないように今のうちから朝型の生活習慣に慣れておきましょう。
・仕事に関係する分野の勉強をしておく
配属先は未定の場合もありますが、基本的なビジネスマナーであったり言葉使い、財務書表の読み方など共通する部分は結構あります。
社会人になって回りと比べて一歩リードできるよう、入社前にこういったことを少し勉強しておくのもいいかもしれません。
就活の流れを掴んで早めに準備しておきましょう!
就活ノートでは就職活動に関する事例を多数紹介しています。